ソーシャルVR(仮想現実)サービスの「VRチャット」を通じて取材に応じる若宮和男さん(アカウント名はwaka00)。普段からシロクマのアバターで仕事をこなしているという=Zoom画面より ネット上の仮想空間で好きな見た目のアバター(分身)となり、社会生活を送る「メタバース」は「男らしさ」などのジェンダーの呪縛から解き放つ力を秘めているという。ダイバーシティー(多様性)の発信に取り組む起業家で、福岡女子大客員教授の若宮和男さん(48)に話を聞いた。【聞き手・西本紗保美】 性別も髪形も服装も好きなように 私はソーシャルVR(仮想現実)サービスの「VRチャット」内でシロクマのアバターとなり、メタバース製作者らが所属する事務所「メタバースクリエイターズ」の仕事のやり取りをしています。 そこに所属する20人のうち、実際の顔を知っているのは4人だけ。中には「物理社会(現実)は生きづらい」と言う人もいま
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