英医学誌BMJ(British Medical journal)は12月16日、ヒトの脳には「クリスマス・スピリット」が存在するという研究結果を掲載した。 これはデンマーク・コペンハーゲン大学脳神経センターなどの研究者達によるもの。クリスマスシーズンが近づくたびに憂鬱になる「クリスマス・スピリット欠乏症:Bah humbug症候群(※)」に苦しむ人の数百万人への救済となる可能性があるとしている。 研究チームではボランティアを集め、アンケートによってクリスマスを楽しめる「クリスマス・グループ」と、クリスマスを楽しめない「非クリスマス・グループ」にグループ分けした。被験者にクリスマス関連画像や関係のない画像を見せつつfMRI(核磁気共鳴画像装置を利用した脳内血流測定方法)によって脳活動を測定した。 その結果、クリスマス・グループと非クリスマス・グループでは、クリスマス関連画像を見た際の脳の一部