[31日 ロイター] - ロイターが31日発表したアジアで最も革新的な大学ランキングによれば、上位20校のうち9校が日本、8校は韓国が占めており、両国が上位を独占する結果となった。1位は独創的で影響力の高い研究が評価された韓国科学技術院(KAIST)で、2位は東京大学だった。 このランキングはトムソン・ロイター<TRI.N>が保有する学術論文や特許情報をベースに、科学の進歩、新技術開発、世界経済の推進への貢献を独自に算出したもの。評価軸となった10項目には特許数や特許の成功率と被引用回数に加え、学術論文数や企業との共著論文数の割合などが含まれている。 発表されたトップ75校のうち、日本の大学は20校。東大以外でトップ10に入った国内大学は、大阪大学(4位)、東北大学(6位)、京都大学(7位)、慶応義塾大学(10位)だった。 日本と韓国以外では、シンガポール国立大学が11位、中国の清華大学が