1986年生まれ佐世保在住ライター。おもに地元の文化や歴史、老舗や人物などについての取材撮影執筆、紙媒体のお手伝いなど。演劇するのも観るのも好き。猫とトムヤンクンも好きです。 前の記事:山奥にある開拓分校が、アナログの音を浴びる「音浴博物館」になるまでのお話 > 個人サイト ヤマモトチヒロのブログ なぜオフシーズンに宇久島に行くことになったか 宇久島は、長崎県本土から約50㎞離れた場所にある。日本海と東シナ海にまたがり、日本有数の漁業海域・五島列島最北の有人島だ。 とはいえ五島市ではなく佐世保市に属しており、同市唯一の外海島となっている。 人口は約1,800人ほどののどかな島だ(画像提供:宮﨑吉男さん) とにかく漁業が盛んで、震えるほど魚介がうまい。 古くは鯨漁や海士(あまんし)によるアワビ、サザエ漁などで発展してきた歴史があり、現在も島内にある「浜方ふれあい館」で資料などが展示されている