ブックマーク / www.kodomonokagaku.com (2)

  • 雨雲はなぜ黒いのですか?

    光が通り抜けにくいため 雲は小さな水滴や氷の粒でできている。もとは水だから来は透明なはず。それが白く見えるのは、水滴や氷の粒の表面で光が乱反射する(さまざまな方向にはね返る)ため。氷でできている雪が白く見えるのと同じしくみだ。そして、光が乱反射すると、通り抜ける光はその分だけ少なくなる。普通の雲でも、光が当たっている上の部分(太陽のある側)は白いけれど、雲の下(底)の方は黒いよね。同じ雲でも光が当たっていない部分は黒っぽく見えるんだ(図1)。 空に浮かんでいる雲にはさまざまな種類があり、濃さがかなり違う。濃い雲…つまり、水滴や氷の粒がびっしりと集まった雲では、光はほとんど通り抜けないので、より暗く見える(図2)。雨雲は、雨を降らせるぐらいだから水滴や氷の粒がとても濃く、通り抜ける光の量が少ないので黒く見えるというわけ。なお、これは私たちが雲の下から見上げているからで、飛行機などで雲の上か

  • 空気の温度は100℃より低いのに、水蒸気が含まれるのはなぜ?

    水は100℃以下でも水蒸気になるから 液体の水と気体の水蒸気の最も大きな違いは、分子(物質をつくる小さな粒)のつながり合いがあるか、ないか。液体のとき、水分子はつながり合っているが、気体のときはバラバラに飛び交っている(図1)。何らかのエネルギーによってつながり合いが壊れると、水は水蒸気に変化するわけ。 水が沸騰するのは普通は100℃だから、水蒸気になるのも100℃と思いがち。でも、実際には水から水蒸気への変化はもっと低い温度でも起きている。例えば水面から水蒸気が出ていく「蒸発」がそのひとつだ(図2)。 100℃より低い温度でも、水の表面には周囲から熱などのエネルギーが加わり、表面近くの水分子がちぎれて、水蒸気に変化して空中に出る。空気が100℃でなくても水蒸気があるのはこのためだ。さらに熱が加わって水の温度が100℃まで上がると、水分子のつながりがどんどん壊れて液の中からも水蒸気が出てい

    shingo-sasaki-0529
    shingo-sasaki-0529 2023/01/25
    沸騰と蒸発って違うのかぁ
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