タグ

2012年5月3日のブックマーク (4件)

  • 日本と米国の違いってなんだろうか?(簡単な図表から)

    バーナンキFRB議長の発言(学者のときの日銀行批判といまのFRB議長になってからの金融政策のスタンスは首尾一貫)に対して David Beckworthが「総需要不足が原因じゃなかったの」という発言がある。でも、やはり僕はバーナンキがいまの米国はデフレ(の危機はあったけどどうにかそれは克服しつつある)ではない、という発言に重みを感じてしまう。FRBのように超金融緩和に動いた国と、日のように20年間実質的に動いていない国ではやはりまったく違う。リーマンショックの前一年ぐらいいれても米国の経済停滞は5年と、日の20年超はやはり違う。この長さも重要な意味をもってくる。 David Beckworthのように総需要不足ばかり(この“ばかり”に強調マークを!)みていると、やはり日のような国と米国の違いを見落としてしまうし、同じ理論であっても米国と日の環境が違えば、いまのバーナンキの発言もと

    日本と米国の違いってなんだろうか?(簡単な図表から)
    shinichiroinaba
    shinichiroinaba 2012/05/03
    べんりなまとめ
  • 川上他『ヒトはなぜほほえむのか』:まとまりが悪すぎる。次回はもっとがんばれ。 - 山形浩生の「経済のトリセツ」

    ヒトはなぜほほえむのか―進化と発達にさぐる微笑の起源 作者:清文, 川上,文人, 川上,清子, 高井新曜社Amazon ヒトはなぜほほえむのか、というだけれど、ヒトがなぜほほえむのかは、結局仮説としても軽く紹介されるだけ。特に、著者たちが研究対象としている、自発的微笑というやつは、なぜ存在するのか結局わからない。なーんだ、だったらこのの題名って、不当表示に近いじゃん。 微笑と笑いはちがう、という話からはじめて、赤ん坊や胎児やサルも自発的微笑をする、という。書は、いまの一行を延々一冊分にひきのばしただ。しかもその引き延ばし方は、英語で論文を書いた方が注目されるとか、研究者から手紙をもらったとか、筋に関係ない些末な話がやたらにあれこれちりばめられていて、お世辞にも読みやすいとはいえないし、読み終えたあとも結局何を言いたかったのか印象が非常に希薄。 自発的微笑というものがあるというの

    川上他『ヒトはなぜほほえむのか』:まとまりが悪すぎる。次回はもっとがんばれ。 - 山形浩生の「経済のトリセツ」
    shinichiroinaba
    shinichiroinaba 2012/05/03
    ”自分の分野に真面目に没頭してきた研究者が、生まれて初めて自分の業界外の人に自分の研究内容を説明しようとして、いろいろすべった感じで残念。”
  • デフレは日銀の会議室で起こっているんじゃない!企業の現場で起こっているんだ! - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)

    このブログで、以前、マクロ経済学者の大瀧雅之氏も指摘していたとおり、賃金が重要なのではないか。企業が、賃金を長期低迷させていることが、結果として、労働者の労働生産性を低下させ、需給ギャップがうまらず、不況を長期化させているということだろう。(「平成不況の質」(岩波新書)) いや、むしろ愛宕さんの分析が興味深かったのは、市場原理からすれば値上げするのが当然なのに、社会的な圧力というか、自己抑制というか、当は値上げしたいのにそれを控えてしまう、あるべき値上げをしないで済ませてしまうというメカニズムが働いてしまっているのではないか、という点です。 こんなみんなが大変な時期に値上げなんかするのは申し訳ない、というある種の「モラル・エコノミー」が日社会の社会文法として脈々と存在していて、それが労働者の賃上げしにくい雰囲気にも影響を及ぼしているのではないか、そしてそういうミクロな「来あるべき均

    デフレは日銀の会議室で起こっているんじゃない!企業の現場で起こっているんだ! - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)
    shinichiroinaba
    shinichiroinaba 2012/05/03
    えー日銀の会議室も(会議室こそ)「現場」なんですが。
  • 河野太郎氏のメンバーシップ型思想 - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)

    労務屋さんの紹介で、 http://d.hatena.ne.jp/roumuya/20120502#p1(東電よ、値上げするなら賃下げせよby河野太郎先生) 全体としてとにかく値上げする以上は労働条件を引き下げろというトーンが非常に強く、まあ河野代議士の東電憎しの心情はわからないではないのですが、しかし国民にとってそれが当にいいのかどうかはかなり疑問ではないかと思います。いや連合は気で怒ったほうがと。 労務屋さんの感想とはいささか違う角度からになりますが、ここで河野太郎氏が示しているものの発想には、東京電力株式会社という法人の労働力取引相手先である労働者たちを、当該東京電力の一味郎党として一緒に叩いてやらずんば済まぬ、という感覚が濃厚に表れていますね。 まあ、当該東京電力の「社員」と法制的には間違って呼ばれているところの労務提供者たち自身も、そういう発想をかなりの程度共有している面もあ

    河野太郎氏のメンバーシップ型思想 - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)
    shinichiroinaba
    shinichiroinaba 2012/05/03
    “労働力の価格は、たまたま労務を提供している取引先会社が原発事故を起こしたからと言って、懲罰的に引き下げていいものではないわけです。”