2019年4月と2021年10月の2度のクーデターのあと軍事政権を分かち合ってきた国軍と民兵団が、2023年4月15日に決裂して戦闘を始め、スーダンは内戦に突入した。遠因は19世紀のエジプトによる征服以来の首都と地方の格差と、国として統一性を考えない統治にある。エジプト、ロシア、アラブ首 (...) →
アマゾンによってほぼ外れのない「おすすめ商品」が紹介される。街中のいたるところに監視カメラがセットされている。ジョージ・オーウェルが監視社会の恐怖を描き出した『一九八四年』よりもはるかに高度な情報技術と監視の網の目の世界で生きる私たちは、しかし、あれほどまでの恐怖を感じながら生きているのだろうか? 自由と幸福の両立可能性という古典的な問題を考える本書は、自由と幸福の親和的な関係という十九世紀の夢が、どのようにして破られ、我々はいまどのような問題に直面しているのかを問うている。 情報技術の発展とグローバリゼーションによって国家や企業による監視・支配が強化されるだけでなく、それらを監視・抵抗する手段を個人や組織が得る。それによって噴出した、これまで想定されていた国家の主権を超えた様々な問題。本書ではその例として、国家や企業を監視するだけでなく、人びとを脅かすこともある小さな権力者たちの存在――
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