「復活する福田徳三の経済思想ー『福田徳三著作集」刊行に寄せて」で、「福田徳三と現代経済学」を報告しました。 今日報告したパワポは後日ここに掲載するかもです。報告要旨は以下にあります。パワポの方はそれを踏まえて新ネタを加味したものです。全体的に福田徳三の厚生の経済学が市場を設計するというアイディアに支えられているというのが基本的観点です。この基本的観点は2000年に書いた論文で明らかにしたものですが、20年近く経過して再説です。 http://jshet.net/docs/conference/82nd/tokuda.pdf 経済学史学会は伝統があり、また「多面的知識を有する最後の人たち」(by H.Trautwein)の集まりであり、そしてなによりも寛容なところがいい。いろんな考えの人が混在しているがまったりしているのが特徴。ぜひ若い研究者も多く入ってほしい。関連分野の人に特に。 http
「文字は分かるが文章を理解できない人が増えているのではないか?」というテーマがネットで話題になっている。明確な統計がないので推測にならざるを得ないのだが、これは古くて新しい問題と考えられる。昔から読解力に欠ける人が一定数存在していたものの、ネット社会の到来で一気に可視化された可能性が高い。 こうしたことが話題になると、すぐに学力云々という議論になりがちなのだが、読解力の問題は単純に学力向上だけで解決できるとは限らない。いわゆる偏差値が高い大学の出身者の中にも、文章を理解する力が不足している人が多数、存在している可能性があるからだ。 業務上のメールも実はきちんと読めていない? 先日、ネット上のまとめサイトに文章の読解力に関する記事が投稿された。「今週は暑かったのでうちの会社はサンダル出勤もOKだった」というツイッターのつぶやきに対して「何故今週だけはOKなんだ?」「サンダル無い人は来るなって
お知らせ(2023.10.19) 岸政彦さんの連載「にがにが日記」が10月末に新潮社から単行本として刊行されます。最愛の猫とのかけがえのない日々を綴った書き下ろし「おはぎ日記」を加えて一冊に。どうぞお買い求めください。 登場する家族(所属は連載当時) きし(私、俺) 岸政彦。社会学者。立命館大学先端研教授。打たれ弱い。 おさい 連れあいの齋藤直子。大阪市立大学人権問題研究センター特任准教授。主著に『結婚差別の社会学』(勁草書房)。よく寝る。 おはぎ 猫。17歳。もじゃもじゃで穏やかで優しくて人懐こくてよく喋る。さいきん夜泣きをする。 きなこ 猫。デブでセクシーで美人で、神経質で怒りっぽくて甘えんぼう。2017年11月に17歳で亡くなる。おはぎときなこを合わせて「おはきな」という言い方をする。 1月15日(月) 昼から会議、そのあとゼミ、終わって夕方から研究室の本の整理。立ったりしゃがんだり
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