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2023年3月21日のブックマーク (2件)

  • 校閲は何をしているのか

    先日ホットエントリに入っていたブログエントリ、Colorful Pieces of Game『書籍「ゲーム歴史」について(5)』にて、 「校正・校閲はいったい何をしていたのか」 との言及があった(現在は修正済)ので、校閲業界では若輩者の私ですが、書籍の制作において「校閲は何をしているのか」を少しばかり紹介しておこうと思い立ちました。 まず前提としてご理解頂きたいのは、一冊のが世に出るまでには様々な工程を経るわけですが、その中で校閲が関わるのは「かなり後のほう」という点です。 書籍の制作において最も時間を要するのは「筆者が原稿を完成させるまで」、次いで「社内の了承を得て刊行が決まるまで」のプロセスだと思われますが、校閲の出番は更にその後です。通常、校閲にゲラが回ってくる段階では既に発売日・刊行部数etc.が決定しており、余程の(筆者都合の)問題でも起きない限り(*1)動きません。つまり、

    校閲は何をしているのか
  • ハックルさんの新著「ゲームの歴史」を読む前に大前提として理解しておくべきこと:彼は「本質」という言葉を愛しすぎている - 頭の上にミカンをのせる

    ハックルさんの新著を読むにあたって 今までハックルさんがどういうを書いてきた人であるかを振り返ってみます。 ハックルさんの基その1:「質」という言葉が好きすぎると思う 質という言葉を多用することの副作用について ハックルさんがどのくらい質って言葉を好きかというと 著作を見ても「彼だけが知っている質」へのこだわりが熱く語られてます。 いっておくけどこれ私だけの意見じゃないからね ハックルさんの基その2:「質」を深く掘り下げるのはあんまりやってくれない*1けど、直接関係ないうんちくはめっちゃ語るよ! 今回の記事のまとめ ハックルさんの基その1:「質」という言葉が好きすぎると思う 青 才さんもそうなんだけど、人間には「質」というワードにめちゃくちゃ惹かれる人種あるいは時期というのがあります。 私もこういう言葉が大好きでめっちゃ使ってた時期があるし今でも気を抜くとすぐ使っちゃ

    ハックルさんの新著「ゲームの歴史」を読む前に大前提として理解しておくべきこと:彼は「本質」という言葉を愛しすぎている - 頭の上にミカンをのせる
    shinichiroinaba
    shinichiroinaba 2023/03/21
    “この「本質」というワードを好む人たちは、本質という言葉を使って何を言いたいのかというと「細かいことはいいんだよ」「私は地道な検証作業が大嫌いだしそんなものは重要ではないと思っている」ではないでしょう