ニュース 「森 建資 教授を囲む会」 のお知らせ 本研究科教授 森 建資先生が3月31日付けで退職されます。 つきましては、「森 建資教授を囲む会」を以下のとおり開催しますので、お知らせいたします。 ■日 時 2012年3月17日(土)14:00~16:00 ■場 所 経済学研究科学術交流棟(小島ホール) 小島コンファレンスルーム2階 (本郷キャンパス) ■演 題 独立と従属の政治経済学
従来、日本における制度派労働研究は、社会政策研究の中で中心的な役割を担ってきた1。 しかしながら、近年多くの労働者にとって深刻となりつつある諸問題、例えば格差・貧困 問題等に直接向き合った有効な分析を積み上げてきたとは必ずしもいえない。むしろこの 点では、生活・福祉研究や応用マクロ経済学、教育社会学などの後塵を拝してきたといっ ても過言ではない。一体、制度派労働研究は、新しく生起しているこうした諸問題には対 応できない旧い分析枠組なのであろうか。小論では、このような状況が生じた背景には、 制度派労働研究が陥った二つの罠が存在すると仮定して議論を進めていく。即ち、第一は 制度論の理論的更新への怠慢であり、第二は生活・福祉研究との連携の欠如である。 こうした主張は、むろん事柄の半面を強調した、いささか乱暴なものである。制度派労 働研究は、元来、生起している事柄を「新しい問題」
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