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ブックマーク / mess-y.com (14)

  • 「風俗×貧困報道ブームは、迷惑だった」風俗嬢になる理由を問うより「出口」が重要/『風俗嬢の見えない孤立』角間惇一郎氏インタビュー - wezzy|ウェジー

    2017.04.16 「風俗×貧困報道ブームは、迷惑だった」風俗嬢になる理由を問うより「出口」が重要/『風俗嬢の見えない孤立』角間惇一郎氏インタビュー なぜ風俗に入ったのか?――性的なことが好きだから、日常生活では満たされないものがあるから、奨学金を返すため……風俗への「入口」はメディアが風俗嬢を扱うときの重大テーマです。 「入口」ばかりが議論される中、一般社団法人GrowAsPeople代表理事である角間惇一郎さんは、一貫して風俗嬢の「出口」に注目してきました。40歳から風俗を続けることが難しくなる「40歳の壁」を見据え、夜の世界で働く女性たちのセカンドキャリア支援を行っています。なぜ、「入口」ではなく「出口」が重要なのか。初の著書『風俗嬢の見えない孤立』(光文社新書)の刊行を記念してお話をうかがいました。 加熱した「風俗」×「貧困」報道――ここ数年、風俗と貧困とを結びつけるような記事が

    「風俗×貧困報道ブームは、迷惑だった」風俗嬢になる理由を問うより「出口」が重要/『風俗嬢の見えない孤立』角間惇一郎氏インタビュー - wezzy|ウェジー
    shinichiroinaba
    shinichiroinaba 2017/04/17
    “現状についての解決策を提示しているわけではなく、「この話ヤバいね」「今の自分の生活はヤバくなくてよかった」と、自分より深刻な状況をみて安心させるだけの記事が多かったように思います。”
  • 『この世界の片隅に』と凶器としての「普通」 - messy|メッシー

    私がこうの史代原作のアニメ映画『この世界の片隅に』を見たのは最近のことです。単に出遅れていました。でも、作が上映され始めたとき、少し衝撃を受けたことはよく覚えています。「祖母と見に行った」「祖母のことを思い出した」というつぶやきがSNSやブログにあふれたのです(注1)。 (注1:例えばこのまとめにある記事など。http://momomomo1232.hatenablog.com/entry/2016/11/30/010619) その時は素直に、これはすごい作品なのかもしれないと思いました。ですが、なぜこんなにも、北條すず(旧姓浦野)というヒロインを自らの祖母や母に重ねる人が多いのか、と奇妙な感じも残りました。 仕事で予定が合わず、1月の末にようやく映画を見に行きました。そして漫画原作も購入して読みました。以下では基的に映画版についての感想を中心に書きますが、必要に応じて適宜漫画版につい

    『この世界の片隅に』と凶器としての「普通」 - messy|メッシー
  • 「誕生学」入門講座に潜入! 出産をキラキラ語り、感動を押し売りする罪深さ - messy|メッシー

    北海道テレビで過去に放映されたノンフィクション番組『ありがとう、いのち ~みんなきみが大事~』では、小学校や中学校で誕生学の講座を行っている風景が放映されていましたが、私の参加した講座と同じく、誕生アドバイザー講師が情感たっぷりに演説していました。へその緒の長さが50~60cmある理由を問いながら、生徒たちにこう語りかけます。 「実はこのへその緒の長さ、生まれてきてすぐに、抱かれるために、この、長さがあるんですね。ということで、このへその緒の長さは、胎盤から、最高の愛のプレゼントですよね。皆さんは、抱かれるために、生まれてくるんですねえ~」 キラキラワードを駆使したトークが炸裂。まるで、女金八先生。各所で指摘されている「当に救いが必要な子どもを追い詰める内容」であること以前に、子どもといえどもこういったノリに嫌悪感を示すタイプって一定数いるよな。 認定資格のための費用が高額! ちなみに〈

    「誕生学」入門講座に潜入! 出産をキラキラ語り、感動を押し売りする罪深さ - messy|メッシー
    shinichiroinaba
    shinichiroinaba 2017/03/01
    “ちなみに〈誕生学〉は商標登録されていて”
  • 日本の女子教育の大きな足かせ 日本の女性教員比率は先進国で最も低い - wezzy|ウェジー

    連載ではこれまで、日が抱える様々な女子教育の課題に対して、女子向けの奨学金と慣習の壁を取り除くための対話という解決策を提示してきました。これらに共通するのは、教育の需要側に対する介入という点です。今回は、教育の供給側に対する介入策、すなわち女子教育の環境改善についてお話しようと思います。 女子教育の環境は、主にソフト面とハード面に分けることができます。前者には教育内容(科目・カリキュラム・教授法など)や教員などが、後者には学校建築などが該当します。教育内容と女子教育の関係は、かつて日で「技術は男子、家庭科は女子」と科目がわけられていたことを思い出していただけると分かりやすいかもしれません。また、科目選択だけでなくカリキュラムにも改善されるべきものが存在しています。例えば現在私が関わっているプロジェクトだと、生理中の女子が男子にからかわれるために学校に来られなくなるという現象を改善する

    日本の女子教育の大きな足かせ 日本の女性教員比率は先進国で最も低い - wezzy|ウェジー
  • 「わいせつ表現」規制と女性差別克服は関係ない? 憲法学者・志田陽子氏インタビュー - wezzy|ウェジー

    2016.12.27 「わいせつ表現」規制と女性差別克服は関係ない? 憲法学者・志田陽子氏インタビュー スクール水着の少女が「養って」とお願いする鹿児島県志布志市のPR動画「UNAKO」。太ももと下着のラインがスカートからすけているようにみえる東京メトロのイメージキャラ「駅乃みちか」。これらは、「性的な表現がふさわしくない」として批判をうけ、「UNAKO」は公開中止、「駅乃みちか」はデザインが一部変更されました。 このような事態を疑問視し、「過剰な規制は、表現の自由に反するのでは」といった意見を持つ人もいます。賛否両論が沸き起こる性表現。表現の自由と、表現への批判、この二つは対立する概念なのか。そして、表現規制は、女性差別に効果があるのか。憲法学者の志田陽子さんにお話を聞きました。 批判は表現規制なのか?――女性差別に関係するものに限らず、特定の表現に対して批判がおこると「表現規制ではない

    「わいせつ表現」規制と女性差別克服は関係ない? 憲法学者・志田陽子氏インタビュー - wezzy|ウェジー
  • 日本のトップスクールが男女不平等を拡大させているという罪 - wezzy|ウェジー

    旧帝国大学の女子学生比率は世界的にも異常な低さ この連載では、日の大学・大学院における女子の就学率は先進国でも最低レベルなだけでなく、卒業後の賃金が高いと考えられる工学部などのSTEM系学部での女子学生割合も日は先進国で最低レベルにあることを紹介してきました。 ・「日で女性の大学院生の数は男性の半分以下しかいない」という事実が示唆すること ・「リケジョ」の失敗により低賃金状態におかれる日の女性たち 日の女子教育の課題は他にもあります。その一つが学校歴です。 日では学歴と学校歴が混同されることがしばしばあるので、先に違いを明確にしておくと、学歴は高校・大学・大学院のような教育段階であり、学校歴は東京大学や開成高校のような卒業した学校の名前、医学部・法学部のような卒業学部を指します。 アメリカのアイビーリーグや、イギリスのオクスブリッジのように、大学にはトップスクールと呼ばれるエリ

    日本のトップスクールが男女不平等を拡大させているという罪 - wezzy|ウェジー
  • 今の世を「若き女性詩人」として生きることの生きづらさ/『洗礼ダイアリー』文月悠光さんインタビュー【前編】 - wezzy|ウェジー

    18歳という若さで中原中也賞を受賞した平成生まれの詩人、文月悠光さん。このたび刊行された初エッセイ集『洗礼ダイアリー』(ポプラ社)では、今の世の中を、若い女性として、そしてひとりの詩人として生きるうえで感じる「生きづらさ」について綴られています。異性から無遠慮にぶつけられるセクハラ発言に、思春期に感じた異性からの視線、勝手に押し付けられる「女性」としての役割や幻想……。誰もが経験し、苦しみながらも口に出せなかった出来事に関するモヤモヤを、文月さんが言葉で紐解いていきます。 ――8月末にcakesの連載で「私は詩人じゃなかったら『娼婦』になっていたのか?」という記事がインターネット上で話題になりました。大学から詩人としての講義の依頼を受け、「詩人という異端者」という紹介をされつつも教壇に立った文月さんに、教授からの「文月さんも詩を書いていなかったら、娼婦になっていたんじゃないか」という乱暴な

    今の世を「若き女性詩人」として生きることの生きづらさ/『洗礼ダイアリー』文月悠光さんインタビュー【前編】 - wezzy|ウェジー
    shinichiroinaba
    shinichiroinaba 2016/10/22
    “「スパッと強い言葉で切り返せばいい」と言っている人たちは、本気で被害者の立場に立って言っているわけではなくて、やっぱり大喜利的に「こういうネタはこういう言葉で処理すればいい」という形式に則って、瞬間
  • 「橋本マナミが高畑にもヤラせておけば事件は起きなかった」!? 梅沢富美男のトンデモない非常識コメンテーターぶり - messy|メッシー

    2016.08.26 「橋マナミが高畑にもヤラせておけば事件は起きなかった」!? 梅沢富美男のトンデモない非常識コメンテーターぶり 俳優の高畑裕太容疑者(22)が強姦致傷の容疑で逮捕された事件を受け、26日、母であり女優の高畑淳子(61)が都内で会見を行い、被害者及び関係者に謝罪をした。件は、連日多くの報道が飛び交い、各局のワイドショーでも多くのコメンテーターが個々の持論を展開している中、とりわけ非常識な発言が目に余るのが、梅沢富美男(65)である。 問題の発言は、25日放送の『バラいろダンディ』(MXテレビ)でのもの。レギュラー出演者の橋マナミ(32)は、高畑容疑者との接点があったということで、この事件についてコメントした。橋は高畑容疑者から求愛されていたが、21日放送の『行列のできる法律相談所』(日テレビ系)において、「全然興味なくて、何も感じない」「友達としてもないかな」と

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  • 『シン・ゴジラ』の賛否がわかれるのは、私たちが正解のない社会での生き方を模索している証拠かもしれない - wezzy|ウェジー

    2016.08.06 『シン・ゴジラ』の賛否がわかれるのは、私たちが正解のない社会での生き方を模索している証拠かもしれない いま、賛否両論で大盛り上がりの『シン・ゴジラ』ですが、個人的には、素直に面白く見ることが出来ました。今回はなぜ私が『シン・ゴジラ』に乗れたのか、個人的な理由を書きたいと思います……。という断り書きをいれなくてはいけないことが、この映画がたくさんの人に見られていて、それぞれに違った感想があることを物語っている気がします。 東京湾で大量の水蒸気が噴出し、間もなくそこから現れた巨大生物が、都内を破壊し、東京湾へと戻っていきます。政府は矢口内閣官房副長官(長谷川博己)を事務局長とした巨大不明生物特設災害対策部(巨災対)を設置して、ゴジラと名付けられた人知を超えた生命体と対峙するのだが……というのが『シン・ゴジラ』のストーリーです。 ネットでも話題になっていますが、前半は官僚

    『シン・ゴジラ』の賛否がわかれるのは、私たちが正解のない社会での生き方を模索している証拠かもしれない - wezzy|ウェジー
  • 「女の子」を愚弄した秋元康を<断罪>する  『glee』が私たちに教えてくれたこと - wezzy|ウェジー

    アメリカの人気テレビドラマ『glee』でひときわ印象的な場面がある。将来ブロードウェイ・スターになると公言し、glee部(合唱部)でも堂々リードボーカルをとるヒロイン・レイチェルが、純朴ハンサムジョック(体育会系)のフィンを巡って、学校一の美人でチアリーダーのクィンと争う場面だ。 クィンはレイチェルを「フィンのことは諦めなさい、あなた都会に出てスターになるんでしょ。あなたには才能があるじゃない、キャリアと男、二つを同時に得るなんてできないのよ。一つを手に入れたら片方は諦めなきゃいけないの」と説得しようとする。 このクィンを演じる女優が、HKT48の新曲『アインシュタインよりディアナ・アグロン』の中で歌われているダイアナ・アグロンである。 「アインシュタインよりディアナ・アグロン テストの点以上 瞳(め)の大きさが気になる どんなに勉強できても 愛されなきゃ意味がない スカートをひらひらとさ

    「女の子」を愚弄した秋元康を<断罪>する  『glee』が私たちに教えてくれたこと - wezzy|ウェジー
  • 『おそ松さん』は未来の私たちを描いている 「いち抜け」させない/できない6つ子たち - wezzy|ウェジー

    こんにちは、さにはにです。今月も女性の生き方について考えるヒントを漫画やアニメなどのサブカルチャーから探していきたいと思います。よろしくお願いします。 今回ご紹介するのは2015年10月よりテレビ東京系列等で放送が開始され、現在第2期が放送中の『おそ松さん』です。 作は、赤塚不二夫先生の大ヒット作品『おそ松くん』(小学館)をベースにしたアニメーション作品です。1962年「週刊少年サンデー」での連載開始された漫画『おそ松くん』は1960年代、1980年代にもアニメ化されているのですが、赤塚不二夫先生生誕80周年を記念して今回27年ぶりのリメイクが決定したとのこと。1期エンディング曲の「SIX SAME FACES ~今夜は最高!!!!!!~」が発売初週で6万7千枚を売り上げてオリコン週間シングルランキングにてトップ3に入ったばかりでなく、ポスターなどの付録を付けたアニメ雑誌『PASH!』1

    『おそ松さん』は未来の私たちを描いている 「いち抜け」させない/できない6つ子たち - wezzy|ウェジー
  • 安倍政権が「家族」を連呼する背景にある「親学」のトンデモっぷりに迫る - wezzy|ウェジー

    3回ほど、「家族」をテーマに原稿を書いてきました。自民党の憲法改正草案で、憲法24条に「家族は互いに助け合わなければならない」という文章が追加されていることを知ったのがきっかけです。10月5日の記事では、昨年9月に発行された『女子の集まる 憲法おしゃべりカフェ』(明成社)において、「現行の憲法が『家族』よりも『個人』を重視している」として批判が展開されている件について、疑問を呈しました。というのも書は、安保関連法案が議論されている際に数少ない「賛成派」の憲法学者として紹介されていた百地章氏が監修していることもあり、政権と価値観を共有していると考えられたためです。 そして先週は、第三次安倍改造内閣発足後に、国土交通大臣に就任した石井啓一議員(公明党)による「家族で支え合うことを支援するため祖父母・親・子どもの三世代が同居したり近くに住んだりすることを促進するような住宅政策を検討・実施する

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  • 又吉だけじゃない!忘れられた芸人小説の傑作。鳥居みゆき 『余った傘はありません』 - messy|メッシー

    2015.08.25 又吉だけじゃない!忘れられた芸人小説の傑作。鳥居みゆき 『余った傘はありません』 鳥居みゆきの2作目の小説『余った傘はありません』(幻冬舎、2012年)は不幸な作品かもしれない……という一文だけでまず「え、鳥居みゆきって小説なんか書いてたの!?」と驚く人がいるだろう。そう、あの精神病院の閉鎖病棟から今まさに逃げ出してきたような衣装で、目を大きく見開き、「ヒットエンドラン!」などと叫んだり、フェイクなのかマジなのかよく分からないキレキレの受け答えをする女性ピン芸人の彼女は、実は小説も書いていたのである。しかも1作目の『夜にはずっと深い夜を』(幻冬舎、2009年)も書も文庫化までしている。 『余った傘はありません』のなにが不幸かと言えばピースの又吉直樹の『火花』(文藝春秋)が芥川賞を受賞するなど、「芸人が書いた小説」が社会現象的に脚光をあびる今日であっても、まったく顧み

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  • 10万円のセッション、膣ハグ、ひとり宇宙…子宮を崇めすぎて魔女化する女たち - messy|メッシー

    スピリチュアル界の〈セラピー〉には前世療法やインナーチャイルドなどさまざまなものがありますが、今、盛り上がりつつあるのが〈子宮系〉です。 子宮は女性の生殖器であり、妊娠すると胎児を育てる部屋となる〈筋肉の塊〉なのですが、スピ的子宮論を唱える人たち曰く、この臓器にネガティブな感情やらカルマやらがたまるといいます。そんな子宮から湧きでる〈声〉は〈魂の欲求〉なので、その声に従って生きると何かしらのご褒美がもたらされ、幸せになれるという考え方です。また、やっかいなものがたまると同時に神聖なパワースポットであるとも謳われ、その根拠は〈子宮の「宮」は神社の「お宮」を表し、膣は参道の役割〉だからだそうで……。 神道やタントラ教のそれらしいところをピックアップして、個人的体験と流行のスピ用語でコーティングしたような〈子宮教〉は、ここ最近、健康被害の注意喚起が促されるようになってきたジェムリンガ(膣にパワー

    10万円のセッション、膣ハグ、ひとり宇宙…子宮を崇めすぎて魔女化する女たち - messy|メッシー
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