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ブックマーク / www.kyoto-u.ac.jp (8)

  • 決断の多様性が集団のメリットを高めることを数理統計学的に証明 -人によって異なる決断をすることの大切さ- — 京都大学

    Juan Wang 医学研究科博士課程学生(研究当時)と山田亮 同教授は、集団における個人の決断の多様性の意義を数理統計学的に検討し、個人が下す決断が多様であることの重要性を数値で示すことに成功しました。 研究成果は、2018年9月25日に、米国の国際学術誌「PeerJ」のオンライン版に掲載されました。 多様性は人間を含めた生物の基です。情報に触れてどういう決断をするかにも個人ごとに多様性があり、何かしらの意義があるだろうと考えて研究を始めました。一方、医療の領域では唯一最善の選択肢を調べる研究が盛んです。私たちは、その流れに一石を投じ、決断の多様性の意義、楽天的な人の、天邪鬼な人の存在意義がわかりました。この研究成果は、研究仲間にもなかなか理解してもらえず、完成から2年かかってようやく論文として発表できることになりとても感慨深いです。 概要 2つの選択肢のどちらを選ぶか迷うことは日常

    決断の多様性が集団のメリットを高めることを数理統計学的に証明 -人によって異なる決断をすることの大切さ- — 京都大学
  • 性淘汰が生物多様性を維持することを解明 -身勝手な競争が集団サイズを安定化させる- — 京都大学

    小林和也 フィールド科学教育研究センター講師は、性淘汰のうち特に「性的嫌がらせ」(生まれてくる子供の数が減ってしまうかわりに競争相手よりも自分の子供の割合を高める性質)が、生物多様性を維持している可能性を理論的に示し、シミュレーションによってこの理論が上手く機能することを示しました。なお、研究における「性的嫌がらせ」とは、自然界の繁殖行動上の現象を示す生態学の用語であり、社会問題としての「性的嫌がらせ」(セクシュアル・ハラスメント、セクハラ)とは一切関係ありません。 研究成果は、2018年11月14日に英国の国際学術誌「Journal of Ecology」にオンライン掲載されました。 自然界には多種多様な生き物がいますが、それらの生き物の特徴的な色や形の多くは繁殖に関わる性質です。特に種類を見分けるのに役立つ性質、例えば植物の花の形や鳥の鳴き声は、まさに生物多様性の中心的存在です。そ

    性淘汰が生物多様性を維持することを解明 -身勝手な競争が集団サイズを安定化させる- — 京都大学
  • 世界で初めて「性を失った」シロアリを発見 -シロアリの常識を覆すメスだけの社会- — 京都大学

    矢代敏久 農学研究科特定研究員(現・シドニー大学研究員)、松浦健二 同教授、小林和也 フィールド科学教育研究センター講師らの研究グループは、来はオスとメスが共同で社会生活を営んでいるシロアリにおいて、メスしか存在せず、単為生殖だけで繁殖しているシロアリを世界で初めて発見しました。 研究成果は、2018年9月25日に、英国の科学誌「BMC Biology」のオンライン版に掲載されました。 アリとシロアリの社会の違いは何かと聞かれた時に、まずお答えするポイントは、アリはメス社会、シロアリは両性社会を営んでいるということです。アリの社会は女王とメスのみのワーカーで構成されている(オスは交尾すると死んでしまう)のに対し、シロアリの社会には王と女王、そしてオスとメスのワーカーや兵アリがいます。 しかし、この大前提はもはや適当ではなくなりました。なぜなら、シロアリであるにもかかわらず、メスしかいな

    世界で初めて「性を失った」シロアリを発見 -シロアリの常識を覆すメスだけの社会- — 京都大学
  • サイコパスがためらいなく嘘をつく脳のメカニズムを明らかにしました

    阿部修士 こころの未来研究センター特定准教授、Joshua D. Greene 米国ハーバード大学教授、Kent A. Kiehl 米国ニューメキシコ大学教授らの研究グループは、反社会性パーソナリティ障害である「サイコパス」が、ためらうことなく、半ば自動的に嘘をついてしまう傾向があり、その背景に前部帯状回の活動低下があることを世界で初めて実証しました。 研究成果は、2018年7月3日に英国の国際学術誌「Social Cognitive and Affective Neuroscience」のオンライン版に掲載されました。 研究では収監中の囚人の方にご協力をいただいて、サイコパスについての研究をする貴重な機会を得ることができました。平然と嘘をつくとされるサイコパスを、心理学および神経科学の観点から理解するための、重要なステップとなる成果と考えています。 現状、日国内だけでは、こうした研

    サイコパスがためらいなく嘘をつく脳のメカニズムを明らかにしました
  • 文学研究科(宇宙科学技術社会論)研究員 — 京都大学

    shinichiroinaba
    shinichiroinaba 2018/07/14
    よろしくお願いします。
  • 吉田泉殿

    京都大学の附置研究所・センターのメンバーが集い、「智と知のサロン交流」、「異文化・異分野間の交流・対話」、「教育研究支援体制の充実」に繋げる活動を展開する研究拠点として吉田泉殿町に「京都大学吉田泉殿」が発足しました。 利用形態としては、設置趣旨に沿った教職員・学生の連携推進、全国共同利用・学内共同利用の推進、教育研究推進のための会議、研究会、セミナーの開催、産学連携・ベンチャーファンド・COE等の研究活動推進、国際交流・社会への接点を図るオープンセミナー等の活動拠点として使用するものです。

    吉田泉殿
    shinichiroinaba
    shinichiroinaba 2015/12/22
    そういえば先日知ったのだが40年以上前に僕が住んでいた家は今こうなってます
  • 福島県成人住民の放射性セシウムへの経口、吸入曝露の先行評価を実施

    医学研究科環境衛生学分野(小泉昭夫教授)および防災研究所暴風雨・気象環境分野(石川裕彦教授)は、福島県成人住民の、環境を通じたセシウム134、セシウム137(放射性セシウム)への事を介した経口、大気粉じんによる吸入曝露の評価を実施しました。その成果が日衛生学会の英文誌Environmental Health and Preventive Medicineに掲載されました(発行元シュプリンガー・ジャパン)。 【論文情報】 Preliminary assessment of ecological exposure of adult residents in Fukushima prefecture to radioactive cesium through ingestion and inhalation (福島県成人住民の放射性セシウムへの経口、吸入曝露の先行評価) Koizumi A,

    福島県成人住民の放射性セシウムへの経口、吸入曝露の先行評価を実施
  • 京都大学次世代研究者育成支援事業「白眉プロジェクト」について (2009年9月15日)

    このたび、京都大学では次世代を担う先見的な研究者を育成するために、京都大学次世代研究者育成支援事業「白眉プロジェクト」を立ち上げ、国内外の優秀な若手研究者を採用し、自由な研究環境を与え、これを全学的に支援する仕組みを構築することとしました。 件について、9月15日(火曜日)に記者発表を行いました。 京都大学次世代研究者育成支援事業「白眉プロジェクト」の概要(PDF)(2.6M)

    京都大学次世代研究者育成支援事業「白眉プロジェクト」について (2009年9月15日)
    shinichiroinaba
    shinichiroinaba 2009/09/16
    伊勢田さん経由
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