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ブックマーク / young-germany.jp (3)

  • 「新しき」を温ねて「古き」を知る…未来警察サスペンス『ドローンランド』 | ドイツ大使館 − Young Germany Japan

    ブラジルが世界最強国として君臨する21世紀半ば、静かに凋落した欧州を舞台に展開するドイツの警察サスペンス小説『ドローンランド』。その最大の特色は、ミステリ賞であるフリードリヒ・グラウザー賞とSF賞であるクルト・ラスヴィッツ賞の2冠を獲得(ともに2015年)したことです。これは、以前はSFの領域だったいわゆるサイバー感覚が、社会の一般常識に接近してきたことの表れともいえるでしょう。 ミステリ脳から見てSF世界は「技術で何でもあり」的なズルい世界に映りがちで、逆にSF脳から見てミステリ世界は「ルールに縛り付けられた」堅苦しい世界に映りがちです。ゆえにこの両者の世界を同時にほどよく魅了することは難しい。ミステリ的にアンフェアでなく、同時にSF的インパクトを最大限に活かさなければならないからです。しかし書は、なかなか上手くこの要件のツボを押さえていると思います。ハイテク的な便利さの陥穽というもの

    shinichiroinaba
    shinichiroinaba 2017/11/11
    「ドイツSF」タグでこの記事しか出てきません
  • ドイツミステリの躍進を決定づけたこの一冊 !! | ドイツ大使館 − Young Germany Japan

    ネレ・ノイハウスの『白雪姫には死んでもらう』は、昨今のドイツミステリの社会的ブレイクを決定づけたエポックメイキング的傑作です。 ノイハウスの何がどう凄いのか、という基情報は前作『深い疵』のレビューで書きましたが、実質、この『白雪姫』によって彼女は「ドイツミステリの女王」の座を獲得したと見てよいでしょう。出版から3年たった今もなお、ドイツの書店店頭で平積みの地位を維持し続けている作品です。 実は、そもそも私は2010年に作を読んで、「あ、ドイツミステリはついに世界に通じるクオリティを確保した!! これはご近所の皆様に知らせなければ!!」と思い立ったのです。そういう意味でも印象深いのですよ~^^ さて、『白雪姫には死んでもらう』の中身について。 田舎の村の閉鎖的コミュニティが箱根細工のようにがっちりと隠蔽する「罪業」をいかに暴くか、というのがメインテーマです。そして、ベルリン育ちで村に引っ

    shinichiroinaba
    shinichiroinaba 2017/11/11
    “教科書が教えないリアルドイツ”
  • 誤用戦士ガンダム・荒野を走るニセドイツの列! | ドイツ大使館 − Young Germany Japan

    「シャア! 謀ったな、シャアっ!」 「君はよい友人であったが、君のドイツ語がいけないのだよ」 …皆様いかがお過ごしでしょうか? ドイツ的職場と日的住居の間を毎日高速移動する機動戦士マライです。 ガンダムといえば。 実はむかし、知人の付き合いでアキバの某巨大家電量販店のプラモ売り場に行った際、ガンプラ箱に書かれていた「ノイエ・ジール(Neue Ziel)」という、文法的にも発音的にも超アウトアウトアウト! スリーアウトチェンジ! なニセドイツ語と遭遇してしまったのが、なんと私とガンダムの最初の出会いでした。あまりハッピーとは言いかねるシチュエーションです。 ちなみに、「ノイエ・ジール」がいかにドイツ語としてヤバいかというのはWikipediaにも明記されているほどなので稿では繰り返しませんが、これについてオタ系の知人に対し啓蒙を図ってみたところ、以下のような実に興味深い&勇気ある反応をい

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