2006/6/23 インターネット上で利用できる連携アイデンティティ管理やサービスについての仕様策定を進めているリバティ・アライアンス・プロジェクト(Liberty Alliance Project)が国内での活動を活発化させている。今年1月にはメンバーのNTTが、ソーシャルネットワーク情報を複数のサービス間でやりとりする「People Service」を提案し、仕様を公開した。マイクロソフトとの標準仕様争いを演じた初期の派手さはないが、省庁系での実証実験も相次ぎ開始されるなど、リバティ仕様の導入は静かに進んでいるようだ。 リバティ・アライアンスはすでに、シングルサインオンのフレームワークとなる「リバティ・アイデンティティ連携フレーム」(ID-FF)、Webサービス上でアイデンティティを連携させる「リバティ・アイデンティティWebサービス・フレームワーク」(ID-WSF)、個人情報サービス