米Microsoftは米国時間2008年4月11日,オンライン広告の自主規制に関する新たなしくみを米連邦取引委員会(FTC)に提案した。5つのケースに分類し,消費者プライバシ保護について規定案を挙げている。 FTCはオンライン広告の管理に向けた自主規制原則を検討中で,意見の募集を行っている。Microsoftは,消費者プライバシ保護についての意見として,消費者があまり認識していない行動ターゲティング広告のあらゆる慣習を想定して取り組むよう勧告した。 例えば,サイト訪問者の閲覧履歴などをオンライン広告向けに収集する際には,プライバシ・ポリシーをホームページに掲げることや,正当なセキュリティ手続きの手段を提供し,合法的なビジネスを実施するのに必要最小限のデータのみ保存するよう義務づけるといった内容が含まれる。 そのほか,サードパーティのサイトにオンライン広告を配信する場合,行動ターゲティング広