日本ケーブルラボ(ホームページ)は、2011年6月23日~24日に実施したDLNA第1回Plug Festの試験概要を報告し、今後の予定を示した。Plug Festは、日本ケーブルラボのDLNA運用仕様(JLabs SPEC-020 1.0版)に基づいて、相互接続を希望するベンダーにオープンな接続環境を提供し、対象機器間の相互接続性向上を図るために試験を実施するものである。第1回は、「Upload録画試験手順の確立」をテーマに実施した。 対象機材は、STBや市販レコーダ、NAS、パソコンである。ベンダーは、ソニー、パナソニック、パイオニア、シャープ、デジオン、アイ・オー・データ機器、ACCESSの7社が参加した。第2回Plug Festは8月8日、9日にムーブ機能を中心に実施する予定。
日本ケーブルラボは2011年4月6日の会見で、ケーブルテレビ大手数社およびKDDIと共同で、放送・通信連携による次世代セットトップ・ボックス(STB)の技術仕様書を作成し標準化したと発表した。2011年秋に試作機による実証実験を行い、2012年にはケーブルテレビ事業者各社が次世代STBを導入して商用サービスを提供できるようにする計画である。 現行のSTBでは、メーカーごとに機能など詳細仕様が異なっている。次世代STBでは、ハードウエアの仕様などはケーブルテレビ事業者共通の統一仕様とし、すべてのヘッドエンド設備との互換性を保持する。その上でケーブルテレビ事業者各社が要望する個々のサービスは、オープンOSのLinux上で動作するAndroidアプリで実現する。ケーブルテレビ事業者各社は、自分たちに必要なアプリを自由に搭載できる。日本ケーブルラボは、様々なAndroidアプリが市場からボトムアッ
Windows 7 の目玉の1つとして「リモート再生」機能がある。このリモート再生を利用すれば、ネットワーク上の別のデバイスに音楽や動画を配信できる。このリモート再生機能は、Digital Living Network Alliance(DLNA)と呼ばれる標準のガイドラインに準拠しており、再生する側の機器はパソコンに限定されない。さらに、「Windows Media Player 12」の「リモートメディアストリーミング」を利用すれば、外部から家庭内のパソコンに接続して音楽や動画を再生することも可能になる。今回は、こうしたWindows 7のリモート再生機能について解説していこう。 DLNAに対応したWindows 7 Windows 7には、ネットワークに接続されたデバイスに対して、音楽や動画などのコンテンツを配信したり、ネットワーク上のデバイスに対してコンテンツの再生を指示したりする
日立ソフトウェアエンジニアリングは,2009年11月18日から20日までパシフィコ横浜で開催されている組み込みソフトウエア開発の技術展「Embedded Technology 2009」で,インターネット動画サイトのコンテンツをDLNA対応テレビで再生するデモンストレーションを行った。同社が開発した「OSGi DLNAバンドル」をホーム・ゲートウェイで動作させることで実現した。この技術を利用すれば,家庭内のコンテンツとインターネットのコンテンツをDLNAでシームレスに管理できるようになる。 DLNAバンドルはJavaで記述されており,Javaのモジュール(バンドル)を管理するOSGiフレームワーク上で動作する。DLNAバンドルのデータ領域にコンテンツの場所を登録することで,視聴できるコンテンツがテレビのメニュー画面に表示されるようになる。インターネット動画サイトのFLVファイルを,DLNA
NTTコムウェアは2009年7月2日,家庭内のDLNA対応デジタル家電をブロードバンド・ネットワークに接続して,デジタル・コンテンツ配信などのネットワークサービス提供を可能とする実験に成功したと発表した。 DLNAは,デジタルAV機器やパソコンを相互に接続して動画や音楽,画像データを共有するホーム・ネットワークの標準規格であり,ブロードバンドとの接続は一般的ではなかった。NTTコムウェアは,家庭内のデジタル家電へブロードバンド・ネットワークを提供するための技術研究開発に取り組んできており,今回DLNA対応デジタル家電をセンター設備とネットワーク経由で接続する技術の実験を行った。今回の実験で検証したのは,「OSGi(Javaベースのモジュール化を実現するためのフレームワークの規格)上で動作可能な宅内機器遠隔管理プロトコル(CWMP TR-069)のプロトコル・スタック技術」と,「デジタル家電
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