Microsoftが、パスワードに代わる認証技術に生体情報を活用するハイテク企業の仲間入りを果たした。 米国時間3月17日に発表された「Windows Hello」により、次期OS「Windows 10」のユーザーは、指紋、顔、さらには眼球の虹彩を使ってデバイスにサインインできるようになる。Microsoftは2015年中にWindows 10を発売するとみられている。 MicrosoftのOSグループ担当バイスプレジデントを務めるJoe Belfiore氏は、ブログの投稿で次のように述べた。「固有のユーザーと、ユーザー所有のデバイスの組み合わせが、Windows、アプリ、データ、さらにはウェブサイトやサービスにアクセスする鍵となる。文字と数字のランダムな組み合わせは、たやすく忘れられたり、ハッキングされたり、メモ書きが掲示板にピン留めされたりしがちだ」 固有の身体的特性を使って個人を特定