米国サンフランシスコでは、この崩れかかった家が100万ドル、日本円にして約1億1000万円で売れたという(米CBSニュース電子版6月26日付) さて、今週ご紹介するエンターテインメントは、本コラムでは珍しい不動産に関するお話しでございます。 新築の分譲マンションなどの市場動向調査を行っている不動産経済研究所の4月の発表によると、平成29(2017)年度に発売された首都圏(1都3県)のマンションの1戸当たりの平均価格は、前年度より6・9%値上がりし、5921万円になりました。 値上がりは2年ぶりで、あのバブル期の平成2(1990)年度(6214万円)以来の高水準になりました。 東京23区内を中心に高額物件が増え、人気を集めたことと、郊外でも駅に近く通勤などに便利な場所で発売が活発となり、価格を押し上げたといいます。発売戸数も1・1%増の3万6837戸で、4年ぶりに増えました。 一方、近畿2府