今回のCESはスタートアップ企業が多く出展したが、やはりIoT(Internet of Things)を活用した製品やサービスが主軸となっていた。各社とも独自の機能を盛り込みイノベーションを競い合うが、参加者からは「どれもFitbitの後追いに見える」との声も聞かれた…。 ※「2015 International CES」報告前編の続きです。 375社と昨年より7割増えたスタートアップ企業。多くの企業が手がけているのが、センサーで取得したデータをスマートフォンで分析し、健康維持や快適な生活を支援するものだ。CESの会場にはこうしたウエアラブル機器があふれかえった。 こうしたなかでもヒトの状態を容易かつ精緻に取得したり、モノの状況を遠隔地からリアルタイムに把握したりすることで、新たな価値を見いだす製品やサービスが続々と登場した。「どれもFitbitの後追いに見える」との声もあるが、各社とも特