2008年11月3日のブックマーク (2件)

  • 終電 - Chikirinの日記

    ある日の夜。ちきりんは新大阪から東京にむけての新幹線に乗り込んだ。東京までいく今日の最後の新幹線だ。乗客はサラリーマンが多い。さすがにみんな疲れた顔をしている。ちきりんも疲れている。 多くがビールを飲むか、眠りこけている。話している人はすごく少ない。昼間ならパソコンで仕事している人もいるのだが、さすがに最後の東京行き。空気がどんよりしている。 ちきりんも乗り込んですぐにうたた寝を始めた。ぐったりしていた。 と、近くから「すみません、起きてください。すみません!」という大きな声が聞こえた。ちきりんもはっと目が覚めたが、ちきりんだけではなく、その席の周りの人が数名不機嫌そうな顔で眠りから目覚めた。 話しかけられているのはちきりんではなかった。ちきりんの斜め前の席、三人席の通路側に座ったおじさんだった。(ちきりんはひとつ後ろの列の二人席窓側に座っていた。) そのおじさんはすっかり赤い顔でぐーぐー

    終電 - Chikirinの日記
    shining_wizard0719
    shining_wizard0719 2008/11/03
    きっと次の大阪出張でネタにするだろうね、このオジサンw
  • 『紫苑物語』 - U´Å`U

    紫苑物語 (講談社文芸文庫) 石川 淳 講談社 1989-05 売り上げランキング : 126826 おすすめ平均 Amazonで詳しく見るISBN:406196044X: by G-Tools 「紫苑物語」(1956翌年芸術選奨文部大臣賞受賞)「八幡縁起」(1958)「修羅」(1958)の三を収めた作品集。文体はこれまで読んだ作品とはまったく違い、歯切れが良いと言っても過言ではないようなテンポの良さ。舞台設定が時代物であることと関連しているように思った。 表題作では、主人公宗頼に打たれた狐が美女に姿を変え、宗頼を破滅させるためにたらしこむが、その結果、狐の思惑から外れるまでに宗頼の狂気が膨脹してしまうという展開で、人の秘められた狂気を発動させることで破滅へ導こうとしていたはずが、いつの間にやら逆に使役されるようになってしまうくだりは、非常に面白い。そして神へ挑みもろともに破滅するラスト

    shining_wizard0719
    shining_wizard0719 2008/11/03
    狂気が増幅されたって読むのね。ちょっと乱暴な気もしつつ、、、