茨城県日立市の動物園でツキノワグマが飼育施設から脱走したことを想定した訓練が行われ職員たちが対応を確認しました。 訓練は、飼育する動物が逃げ出した際に素早く対応できるようにと日立市のかみね動物園が毎年、行っています。 15日は、飼育員をはじめ警察や消防などおよそ40人が参加し、震度7の地震が起きて、飼育施設のガラス窓が割れ、ツキノワグマが逃げ出したという想定で行われました。 飼育員たちは、無線で情報を知るとツキノワグマが敷地の外にでるのを防ぐため通路にネットをはって封鎖していきました。 そして職員がふんしたツキノワグマを発見すると車で追い込み、中から飼育員が麻酔銃でねらいをつけて捕獲し、飼育施設に運んでいました。