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  • コスメは買えても生理用ナプキンは買えない…日本の「生理の貧困」、その知られざる実態(田中 ひかる) @gendai_biz

    イギリスでは、生理用品が買えずに不登校となる女子生徒が一定数いることが問題視され、昨年1月、スコットランドが小中学校での生理用品の無償配布制度を導入、11月にはイングランドが生理用品を必要とするすべての人への無償配布を行うという法案を可決した。 今年2月には、ニュージーランドが無償配布を決定、フランスは大学生への無償配布を決定するとともに、今後対象を拡大してく方針である。 折しも日では数年前から、"生理ムーブメント"と呼べる動きが起きており、そこへコロナ禍の生活苦等が重なったこともあって、にわかに「生理の貧困」が話題となっている。 日の「生理の貧困」の実態 「生理用品を軽減税率対象に!」という署名活動を行っている「#みんなの生理」という団体が、高校生以上の学生を対象にアンケート調査を行ったところ、671件の回答があり、過去1年の間に「金銭的理由で生理用品の入手に苦労したことがある」とい

    コスメは買えても生理用ナプキンは買えない…日本の「生理の貧困」、その知られざる実態(田中 ひかる) @gendai_biz
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    shinkurax 2021/03/09
  • 「女性の犯罪や自殺は生理のときに多い」…俗説のせいで「冤罪」も起きていた(田中 ひかる) @gendai_biz

    「女性の犯罪や自殺は生理のときに多い」「女性は生理のときに放火や万引きをする」といった話を聞いたことがあるだろうか。 今日では俗説として一蹴されるであろうが、かつてはまともに信じられており、犯罪捜査や司法精神鑑定に"活かされて"いた。 1970年代に、殺人事件の容疑者を「月経」によってあぶり出し、冤罪を生んだこともあった。 女性犯罪者は必ず「月経」について問われた 精神鑑定において月経が重視されていた例として、大正から昭和にかけて司法精神鑑定にあたっていた菊地甚一による鑑定事例を紹介したい。 菊地は、女性被疑者には必ず月経についての質問(初経年齢、これまで月経が順調であったかどうか、月経痛の有無、月経前後の気分など)を行っている。 傷害で起訴された女性には、「月経中…………(引用者注・伏せ字)月経が長びいたり、余計に気持ちが悪い事が起こったりする事が当然であることを知っていたか」と尋ねてい

    「女性の犯罪や自殺は生理のときに多い」…俗説のせいで「冤罪」も起きていた(田中 ひかる) @gendai_biz
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    shinkurax 2020/12/28
  • 杉田水脈も口にした「女性はいくらでも嘘をつく」…言い出したのは誰なのか? | 2020年の言葉 | 文春オンライン

    当然ながら、性別と嘘には何ら関わりはない。しかし、近代の日では特に「女性犯罪論」において、「女は嘘つきである」ということが繰り返し唱えられていた。 「月経時に虚言が現れる」 日で最初の犯罪心理学者と言われている寺田精一は、著書『婦人と犯罪』(1916年/大正5年)の「月経と心的異常と犯罪」の項において、「ロンブローゾは(月経時に)憤怒と虚言が現れると説いている」と述べている。 ロンブローゾは19世紀後半に活躍したイタリアの犯罪人類学者で、「犯罪者の多くは隔世遺伝によって生来的に犯罪的素質を持っている」という「生来性犯罪者説」を唱えたことで有名だが、女性犯罪論も執筆している。 彼は女性全般の精神的特徴として、冷酷、短気、不道徳、不誠実、復讐心や虚栄心の強さなどを挙げ、これらは通常、母性、同情心、低い知性、弱さなどによって「中和」されているが、もし「中和」されずに犯罪者となった場合、その犯

    杉田水脈も口にした「女性はいくらでも嘘をつく」…言い出したのは誰なのか? | 2020年の言葉 | 文春オンライン
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    shinkurax 2020/12/26
  • 「虚偽の強姦」多発の真相…「女は嘘つき」はなぜ“定説”となったのか(田中 ひかる) @gendai_biz

    今年9月、杉田水脈衆議院議員が「女性はいくらでも嘘をつけますから」と発言し、物議をかもしていた頃、私は新刊の準備中で、ちょうど「女は嘘つき」説に関する史料をまとめているところだった。 「女は嘘つき」説は古今東西の史料に見ることができるが、特に日の近代においてはほとんど定説となっていた。 「女は嘘つき」説は女子教育者のお墨付きだった 近代日の「女は嘘つき」説は、月経(生理)とともに語られることが多く、そのルーツをたどると、イタリアの犯罪人類学者チェーザレ・ロンブローゾにたどりつく。 ロンブローゾは、1893年に出版した『女性犯罪者 売春婦と一般の女性』において、「女性にとって嘘をつくことは生理的な現象で、特に月経時にはそれが顕著である」と説いた。 ほかにも、「女性は生来的に嫉妬深いため同性同士で憎み合うが、ほかに共通の敵となる女性がいる場合に限り友人になれる」、あるいは「残虐性も生来的な

    「虚偽の強姦」多発の真相…「女は嘘つき」はなぜ“定説”となったのか(田中 ひかる) @gendai_biz
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    shinkurax 2020/12/18
  • 田中ひかる on Twitter: "戦前、今よりもずっと「強姦」事件が多かった頃、「強姦された」という訴えを退けるために、「女は生まれつき嘘つきである」ということが盛んに言われました。つまり、「女は嘘つき」説は性犯罪を隠蔽するために都合がよかったわけです。(『月経と… https://t.co/lMiqCBdxJF"

    戦前、今よりもずっと「強姦」事件が多かった頃、「強姦された」という訴えを退けるために、「女は生まれつき嘘つきである」ということが盛んに言われました。つまり、「女は嘘つき」説は性犯罪を隠蔽するために都合がよかったわけです。(『月経と… https://t.co/lMiqCBdxJF

    田中ひかる on Twitter: "戦前、今よりもずっと「強姦」事件が多かった頃、「強姦された」という訴えを退けるために、「女は生まれつき嘘つきである」ということが盛んに言われました。つまり、「女は嘘つき」説は性犯罪を隠蔽するために都合がよかったわけです。(『月経と… https://t.co/lMiqCBdxJF"
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    shinkurax 2020/10/31
  • 「生理は個性」花王キャンペーンに批判 足りなかった選択肢の視点

    「具体的な情報がまったくない」 「受け入れ合うきっかけを」 生理は「社会的な問題」 「生理は個性」。そんなスローガンで花王が立ち上げた企画「kosei-fulプロジェクト」に、「生理の苦痛は個性なんかじゃない」「個人の努力では解決しない」といった批判の声が上がっています。このキャンペーンはどのような意図で始まったのか? なぜ批判を招いたのか? 花王と専門家に聞きました。(北林慎也) 「あなただけの生理のカタチ」 生理用ナプキン「ロリエ」シリーズで知られる日用品大手の花王は今夏、ロリエのキャンペーン「kosei-fulプロジェクト」を立ち上げ、特設サイトを開設。さらにこの企画とタイアップした専用パッケージの限定商品を発売しました。 天然石をモチーフにしたパステルカラーが特徴的なパッケージは、「男性もパートナーの代わりに買いやすいデザインにしたい」という男性デザイナーの提案によるものだそうです

    「生理は個性」花王キャンペーンに批判 足りなかった選択肢の視点
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    shinkurax 2020/08/25
  • なんたるガッツ!『明治を生きた男装の女医』がスゴすぎる - HONZ

    高橋瑞(たかはし みず)、嘉永5年(1852年)生まれ。その名を知っている人はどれくらいいるだろう。日で三番目に医師国家資格を取得した女性である。『明治を生きた男装の女医』は、その人生を丹念に綴った伝記小説だ。 24歳にして家出、旅芸人の賄い、女中、短く不幸な結婚の後、産婆に弟子入りする。28歳の時、跡継ぎになれと誘われるが、女医になりたいと固辞する。しかし、女性にはその資格がないことを知り、まず内務省へ直接請願に行く。すごい行動力だ。ちなみに、取り上げた赤ん坊は2万人という。 済世学舎への入学を希望するが、女子学生を受け入れたことがないために難色を示される。粘り勝ちするも、「女医は不可」、「乞」、「行かず後家」などと黒板に書かれるなど、下劣な嫌がらせをうけ続ける。 そんなことはものともせず、無事に修了し、順天堂医院で実習をすませ、34歳にして医師となる。荻野吟子、生沢久野に次ぐ、日

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    shinkurax 2020/08/23
  • 「としまえん」とは何だったのか?「世界初・日本初」を連発したその歴史(田中 ひかる) @gendai_biz

    「としまえん」とは何だったのか?「世界初・日初」を連発したその歴史 「史上最低の遊園地。」閉園の喪失感 8月末、東京都練馬区にある遊園地「としまえん」が、多くのファンに惜しまれながら、94年の歴史に幕を下ろす。その歴史をふり返りながら、「ありがとう」と「さようなら」を伝えたい。 自粛ムードと感染症蔓延のなか開園 「としまえん(以前は豊島園)」について語る際の定番の書き出しが「練馬区にあるのに、なぜ『としまえん』なのか?」である。 鎌倉時代から室町時代にかけてこの地域を治めていた豊島氏の居城(練馬城)があったことから「豊島園」と名づけられたとされているが、そもそも豊島氏の姓は「武蔵国豊島郡」に因んでいる。 「豊島園」開園当時の住所は東京府北豊島郡上練馬村だった。ちなみに練馬区が発足したのは1947年8月1日だが、練馬区はこの日を「板橋区から分離独立」した日ととらえており、2017年には「練

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    shinkurax 2020/08/19
  • 世界が驚く「日本のマスク習慣」最初に広めた意外な人物をご存知か(田中 ひかる) @gendai_biz

    マスク嫌いの欧米人も着用推奨へ 新型コロナウイルスの影響で、俄然存在感を増したマスク。その効用を軽視していた欧米諸国も、認識を変えつつある。 これまで、欧米で日人がマスクをしていると、距離をあけられたり、タクシーに乗車拒否されたりすることが珍しくなかった。「マスクは重大な感染症にかかっている人がつけるもの」だからである。 新型コロナウィルス発生後の2月初旬には、ニューヨークで「マスクをしたアジア人」が暴行を受けるという事件が発生した。「マスク=新型コロナウイルス感染者」という短絡的な発想からだろう。 しばらくすると、同じくニューヨークで、今度は「アジア人なのにマスクをしていない人」たちが差別的な言葉を浴びせられたり、暴行を受けたりする事件が続発した。 しかしここにきて、これまで「健康な人はマスクをする必要はない」「マスクに感染症予防の効果はない」としてきた世界保健機関 (WHO)やアメリ

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    shinkurax 2020/04/20
  • コロナ危機で再確認した「人は意外と変わらない」という現実(田中 ひかる) @gendai_biz

    疫病封じのまじない「アマビエ」 新型コロナウイルスの感染拡大にともない、疫病を封じる妖怪として知られる「アマビエ」の絵をSNSに投稿する「アマビエチャレンジ」が広がっている。 妖怪に詳しい兵庫県立歴史博物館学芸員の香川雅信氏によれば、江戸時代の終わり、肥後国(熊県)の海中に光るものがあり、役人が確かめに行ったところ、「アマビエ」が現れ、「当年より6年の間は豊作が続くが、病気が流行するので自分の姿を写して見せるように」と告げ、海中に消えたという。

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    shinkurax 2020/04/15
  • 新型コロナ「生理用品不足デマ」に不安を抱く女性たちに伝えたいこと(田中 ひかる) @gendai_biz

    「生理用品が不足する」というデマ 最初に、「新型コロナウイルスによるマスク増産の影響で、生理用品が不足する」というのはデマである。 生理用品メーカーは、「在庫は十分にあり、生産体制にも問題ない」とコメントしている。ティッシュペーパーやトイレットペーパーについても同様である。 現在、ドラッグストアやスーパーマーケットで、生理用品(おもにナプキン)が品薄状態となっているのは、デマに惑わされて普段よりもたくさん買う人がいるためである。 とはいえ、生理のある女性にとって、生理用品は必需品。「品薄」と聞けば、確保に奔走したくなる気持ちは理解できる。女性の弱みにつけこんでいるようなデマに惑わされないためにも、普段から買い置きをするなどの備えが必要である。 日の女性たちは、生理用品に関しては世界で最も恵まれた環境にあるといっても過言ではない。普段、便利で快適な生理用品に頼り切っているだけに、突如生理用

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    shinkurax 2020/03/02
  • バブル世代の女性は美に貪欲…? ミセスコンテスト増加の意味(田中 ひかる) @gendai_biz

    ミセスコンテストの「ミセス」とは? 2019年12月、第10回「国民的美魔女コンテスト」(以下、「美魔コン」)の最終選考会で、52歳の女性がグランプリを獲得し、話題となった。 「美魔コン」以外に、中年以上の女性が“美”を競うコンテストに、「ミセス・インターナショナル(日本代表)」「ミセスジャパン」「ミセス日グランプリ」などがあるが、これらは「ミセス」を冠するので、“既婚者”のコンテストということになる。この点が、独身、既婚を問わない「美魔コン」との大きな違いである。 とはいえ、ミセスコンテストの「ミセス」の定義は独特である。 まず、「ミセス・インターナショナル」は、アメリカで開催される「ミセス・インターナショナル・ページェント」の日本代表を選ぶコンテストだが、そこでは、「家庭の中で母そしてとして大切な役割を果たしながらも、それぞれの活動の分野で最大限の貢献をすることに生き甲斐を感じ、さ

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    shinkurax 2020/01/23
  • 最新の生理用品「月経ディスク」は快適? 使い心地を聞いてみた(田中 ひかる)

    「月経カップ」より進化した生理用品として、2016年にアメリカで誕生した「月経ディスク」。 日で使用している人はまだ少ないが、その数少ない使用者であるバルドゥッチ淳子さん(デリケートゾーンのお手入れブランド「トレスマリア」代表)から、使用感などについてお話を聞くことができた。 淳子さんは、普段は月経カップを愛用しており、旅行など特別なときに、月経ディスクを使用していらっしゃるとのこと。 「第3の生理用品」月経カップ 「月経ディスク」の話に入る前に、ナプキン、タンポンに次ぐ「第3の生理用品」として、日でも徐々に使用者を増やしている「月経カップ」の話から始めたい。 月経カップは、文字どおりカップ型(鈴型という表現もある)をしており、膣内に装着して経血を溜めるというしくみ。

    最新の生理用品「月経ディスク」は快適? 使い心地を聞いてみた(田中 ひかる)
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    shinkurax 2019/12/07
  • 「生理バッジ」大炎上…それでも日本社会の月経観は「進歩」している(田中 ひかる) @gendai_biz

    「生理中であることを他人に知らせる必要があるの?」 大丸梅田店の新しい売り場「ミチカケ(michikake)」が導入した「生理バッジ」が波紋を広げている。 今月22日にオープンした「ミチカケ」には、“女性のリズムに寄り添う”をコンセプトにした、生理用品や下着、化粧品などの女性用品を扱う17店舗が並ぶ。 これら店舗のスタッフたちが胸につけるバッジは、表は「ミチカケ」のフロアをアピールするものだが、裏返すと「生理ちゃん」(小山健さんの漫画『ツキイチ!生理ちゃん』のキャラクター)のイラストが描かれており、生理中であることを示すものとなっている。 この「生理バッジ」に対し、ツイッター上で「どうして生理中だということを他人に知らせる必要があるの?」「店員に生理中だとアピールされたらどうすればいいの?」「性をオープンにすることの方向性が間違っている」といった批判が巻き起こっている。 たしかに、生理中で

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    shinkurax 2019/11/26
  • 「生理ちゃん」と「五味ちゃん」が起こした生理ムーブメントの希望(田中 ひかる)

    今年から、10月19日は「National Period Day(生理の日)」と名づけられた。名づけたのは、「生理の平等化」を進めている「PERIOD」というアメリカのNPOで、この日、アメリカ各地で「生理の平等化」を目指すデモ行進が行われた。 「生理の平等化」とは、ざっくり言うと、“生理をタブー視せず、生理のある誰もが生理用品を入手できる状態にすること”である。 アメリカでは、貧困層の女性たちが生理用品を買うことができずにいる。そして全世界に、貧困、そして“月経タブー視”のために不衛生な経血処置を強いられている女性たちが大勢いる。 しかし、これまでは“タブー視”が邪魔をして、そうした女性たちの存在が可視化されてこなかった。最近ようやく、世界的な「生理の平等化」の流れのなかで、可視化されるようになったのである。 例えば、AFPBB NEWS(10月20日配信)は、ほとんどの女性が不衛生な布

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    shinkurax 2019/11/06
  • 日本人女性初金メダリスト前畑秀子の「戦い続けた人生」 (田中 ひかる) @gendai_biz

    初の女性金メダリスト NHK大河ドラマ『いだてん』。前半のマラソン選手金栗四三篇では、主要登場人物だったピエール瀧の登場シーンをカットしたためなのか、宮藤官九郎脚らしからぬ“間延び感”が否めなかったが、後半の田畑政治篇では主演の阿部サダヲが持ち味を十分に活かし、テンポのよい運びとなっている。 日における女性アスリートたちの歩みを丁寧に描いている点も、筆者には興味深い。前半では日初の女性オリンピアン人見絹枝を中心に女子スポーツの勃興期を描き、後半に入ってからは、ベルリンオリンピック(1936年)で金メダルを獲得した水泳の前畑秀子を主要登場人物としてすえている。 前畑秀子は第一次世界大戦が勃発した1914年、和歌山県伊都郡橋町(現橋市)に生まれた。5人きょうだいの2番目で、両親は豆腐屋を営んでいた。 幼少期から近くを流れる紀ノ川で泳ぎ、橋尋常高等小学校では水泳部に入った。当時、

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    shinkurax 2019/09/15
  • 「大事な娘を死刑囚の息子にやれるか!」 林眞須美死刑囚の息子が直面した現実 - wezzy|ウェジー

    2019.08.26 07:35 「大事な娘を死刑囚の息子にやれるか!」 林眞須美死刑囚の息子が直面した現実 1998年7月に発生した和歌山毒物混入カレー事件の“犯人”として逮捕された林眞須美死刑囚(58歳)の長男が、『もう逃げない。 いままで黙っていた「家族」のこと』(ビジネス社)を上梓した。そこで綴られている両親の逮捕後に入所した児童養護施設での過酷な日々の一端は、前編で紹介した。 高校の卒業を待たずに児童養護施設を出た長男は、自立の第一歩として部屋を借りようとした。連帯保証人はいなかったが、不動産屋が紹介してくれた保証会社を利用して、なんとか部屋を借りることができた。 「安普請のアパート」だったが、不自由で暴力的な児童養護施設や、公園での野宿に比べたら、天国のように感じたという。 「生活のすべてを自分で決められることがうれしかった。なによりも、X学園(引用者注・児童養護施設)を離れ、

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    shinkurax 2019/08/26
  • 女子生徒に生理日数を申告させる…学校の「水泳授業」が抱える大問題(田中 ひかる)

    生理中の水泳授業の強制 今夏、高校の体育教師が、水泳授業の見学を申し出た女子生徒に「生理の経過日数(生理の何日目か)」を申告させていたことが明らかになり、問題視された。 また、全国各地で生理中の水泳授業の強制が問題視されているが、いずれも“問題視”されるようになったのが最近であるというだけで、同様のことは長年にわたり多くの学校で行われてきた。 これまで問題視されなかったのは、生理が語るべき対象ではなかったからだ。理不尽だと感じても、女子生徒たちは声を上げることができなかったのだ。 時代とともに月経観が少しずつ変化し、女子生徒が声を上げ、メディアが生理を取り上げるようになった。生理について語ることはタブーではなくなったのである。 それならば生理の日数くらい尋ねてもいいのではないか、と思われそうだが、それとこれとはまた別の話なのだ。 「先輩は4日目でもプールに入っていた」 今年6月、滋賀県の県

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    shinkurax 2019/08/12
  • 和歌山毒物カレー事件「死刑囚の息子」がすべての人に伝えたいこと(田中 ひかる) @gendai_biz

    「和歌山毒物混入カレー事件」の“犯人”として死刑判決を受けた林眞須美(58歳)。その長男(31歳)が、今夏、『もう逃げない。~いままで黙っていた「家族」のこと~』を上梓した。 同書には、両親の逮捕後に入所した児童養護施設での生活、高校時代に受けた侮蔑、中傷、卒業後の不当な解雇や婚約破棄など、綿々と続く苦難が余すところなく綴られている。なかでも、児童相談所の一時保護所や児童養護施設での経験には目を覆いたくなる。 痛ましい児童虐待のニュースが絶えない昨今、児童相談所の対応が問題視されているが、対応のみならず、一時保護所や児童養護施設の内実にも目を向ける必要がある。 バカにするかのように笑われた 1998年7月25日に発生した「和歌山毒物混入カレー事件」。2ヵ月半後の10月4日早朝、警察は事件現場付近に暮らす林健治、眞須美夫を別件逮捕した。 このとき、自室でまだ眠っていた当時小学校5年生の林家

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    shinkurax 2019/07/30
  • 和歌山カレー事件から21年、林真須美の長男がSNSで発信する理由(田中 ひかる) @gendai_biz

    自治会が開いた夏祭りで、カレーにヒ素が混入され、67人が急性ヒ素中毒に陥り、うち4人が亡くなった「和歌山毒物混入カレー事件」の発生から21年――。 “犯人”として死刑判決を受けた林眞須美(58歳)の長男(31歳)が、事件当時の家族や町の様子、死刑囚となった母への思い、父やきょうだいたちへの思いなどを綴った『もう逃げない。~いままで黙っていた「家族」のこと~』を上梓した。 彼は、“カレー事件の犯人の息子”である自分が物申せば、世間の反感を買うということは百も承知で、すでにツイッターで発信を行っている。予想どおりのバッシングに遭いながらも、なぜ彼は発信し続けるのだろうか。 林真須美は当に毒を入れたのか 「和歌山毒物混入カレー事件」が発生したのは、1998年7月25日のことである。 その1カ月後には、現場付近に暮らす林健治・眞須美夫が「疑惑の夫婦」として世間から注目を浴び、10月4日には、

    和歌山カレー事件から21年、林真須美の長男がSNSで発信する理由(田中 ひかる) @gendai_biz
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    shinkurax 2019/07/26