Google Reader時代、iPhone向けRSSリーダーとして圧倒的人気を誇った「Reeder」に向を張っていた国産アプリがあった。 そのアプリの名前は「Sylfeed」 高速にRSSを読み込むことを念頭に置いた洗練されたインターフェースにはじまり、きめ細やかなキャッシュの設定、はてブに対応し複数SNSへのマルチポストも可能な強力な共有機能などなど、実に細やかな配慮が盛り込まれている素晴らしいRSSリーダーアプリだ。 しかし、GoogleReaderが静かにその歴史に幕を下ろした頃、覇者「Reeder」も国産の雄「Sylfeed」も事実上のGoogleReader後継サービス「Feedly」への対応が間に合わず、しばらくの間はFeedlyの公式アプリ以外に選択肢がない状態が続いた。少し後、「Reeder」は趨勢を見極めFeedlyへの対応を表明したが、「Sylfeed」は沈黙を保った