新聞のコラムで興味深いものを発見したので、 ご紹介します。 文書の宛名に使われる「殿」についての意見でした。 そういえば公文書とか、賞状には「殿」がよく使われていましたね。 かつて、国語審議会では次のように述べたようです。 公文書の「殿」も「様」に統一されることが望ましい が、依然として「殿」を使用するお役所が多い。 そこで、私が今年になって県や市からもらった文書を引っ張り出して 調べてみました。 全部「様」になっていました。 「殿」の文字にはさまざまな読み方や意味があるようです。 注意が必要なのは、文書の宛名などの使われる「どの」。 「日本国語大辞典」には「官庁などの公の場で用いるほか、 書面などでの形式的なもの、または下位の者への軽い敬称として 用いる」とあり、使い方は限定的だ。 一方、「様」は、人や場面を問わず、失礼に当たらない敬称とされている。 このコラムでは、”押印廃止”の動きの
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