出雲充さんとミドリムシの培養タンク=文京区本郷7丁目の東大本郷キャンパス 日本科学未来館(東京都江東区青海2丁目)で22日まで開かれている「“おいしく、食べる”の科学展」で、東京大学発のベンチャー企業がお土産用に開発した菓子「ミドリムシクッキー」が人気だ。地域振興も視野に入れ、石垣島に培養装置をつくって大量生産しているクッキーで、1枚に2億匹のミドリムシが入っている。味もさることながら、「健康と環境にいい未来の食品」として注目されているようだ。 「ミドリムシクッキー」は、ベンチャー企業「ユーグレナ」(文京区)と日本科学未来館が共同開発。昨年11月から同館で5枚入りの箱(450円)を販売している。1日平均約120箱と、同館の定番「宇宙食」を上回る売れ筋商品だという。 ミドリムシは、中学の教科書でも習う「光合成」を行う生物。光合成を行う植物の性質と鞭毛(べんもう)で運動する動物の性質をあ
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