高校生たちの手で収穫される「カクメロ」=30日午前、愛知県田原市の渥美農業高校、川津陽一撮影 愛知県田原市の県立渥美農業高校で30日、四角いマスクメロン「カクメロ」の収穫が始まった。 カクメロは02年に同校の生徒が発案して開発された。収穫の約1カ月前に四角い鉄製の枠を取り付けて育てる。ふつうのメロンに比べ、皮の近くまでしっかり甘さがあるという。外見だけでなく、種のある中心部分も四角になる。 店頭価格は1個1万円から1万5千円。県内のほか、東京などの高級果物店などでも販売される。昨年は初めて香港への輸出も果たし、今年もすでに注文が寄せられている。