LEDの光がミストに投影され、空間にオブジェが浮かび上がった=東京都江東区の東京ビッグサイト、福留庸友撮影 LEDを使って空間に光のオブジェを浮かび上がらせる照明装置が、東京ビッグサイト(東京都江東区)で開かれている「街づくり・流通ルネサンス2010」で展示されている。 開発したのは浜松市中区のベンチャー企業「パイフォトニクス」。LED照明は家庭用などでは光を広げて照らすものが主流となっているが、レンズを工夫し、真っすぐに光線が伸びるLED本来の性質を生かしたサーチライトのような光を実現。ミストに投影して、幻想的なオブジェを作り出した。 LEDは消費電力が少ないため、将来は省エネのステージ照明や屋外のイルミネーションなどでの利用が期待されている。