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ル・グウィンに関するshino-katsuragiのブックマーク (1)

  • 読まずに死ねるか「ゲド戦記」

    人生は短いのに、読みたいは多すぎる。 せめて「入」を絞ろうとしても、欲望は際限なく湧きあがる。興味と関心の赴くまま濫しているうちに、逃しているがあることに気づく。しかも、だいぶ遅くになって。かろうじての救いは、死にぎわでないこと。死期が不可逆に迫ったなら、読書どころじゃなかろう。何を読んでも後悔するのは目に見えている。しかし、それでも、「コレ読んでおけばよかった」の「コレ」を読む。そして、「ゲド戦記」は「コレ」だ。 重厚な世界設定に心奪われ、緻密な内面描写に感情移入し、謎が明かされるカタルシスに酔う。ただひたすら夢中になれるのだが、哀しいかなハマる自分を醒めて見ると、著者の意図が映りこんでくる。キャラやイベントの出し入れについて、ル=グゥインはかなり計算しており、読み手の年齢まで考慮した上で、時間軸を決めている。 たとえば、第1巻「影との戦い」は、ゲド自身の成長譚になる。生い立ちから

    読まずに死ねるか「ゲド戦記」
    shino-katsuragi
    shino-katsuragi 2011/04/20
    これは同感>「読まずに死ねるか」というよりも、むしろ「読んでから死ね」ともいうべき作品。/わしは、テハヌーが象徴する竜の力が好きだけれどもね。
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