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差別と書評に関するshino-katsuragiのブックマーク (3)

  • 「Because I am a Girl―わたしは女の子だから」書評 開発途上国の厳しい現実|好書好日

    Because I am a Girl わたしは女の子だから 著者:ティム・ブッチャー 出版社:英治出版 ジャンル:小説・文学 Because I am a Girl―わたしは女の子だから [著]アーヴィン・ウェルシュほか 青空をバックにいろんな肌の色の女の子たちが佇(たたず)んでいる表紙カバーを見て、可愛らしい声が詰まった短編集なのかな、と手に取った。でもここには、女の子というだけで差別を受けてしまう開発途上国のハードな現実が描かれている。「プラン」というNGOのキャンペーンに協力した世界各国の作家たちが現地を見たうえで書いた作品のアンソロジー。翻訳した角田光代さんも「プラン」の招きでマリやインドに行っている。 女の子たちの現実は想像以上に厳しい。男性社会、宗教の壁、貧困の連鎖。十代前半で妊娠し、教育の機会を奪われてしまう子も多い。どうやって人権を教え、自尊感情を持たせてあげたらいいのだ

    「Because I am a Girl―わたしは女の子だから」書評 開発途上国の厳しい現実|好書好日
  • エイズ村、売春宿……男女差別と社会格差の中で生きる『中国の女』

    『潜入ルポ 中国の女』(文藝春秋) 「男の子を産まないと、一人前の女じゃないから」 エイズに侵され死に瀕しながらも、男の子を産むために3度出産した女性は言った。中国の貧しい農村、文楼村は村民の半数がHIVキャリアの「エイズ村」と呼ばれている。生きるために自らの血を繰り返し売った結果、不潔な器具がウイルスを拡大させた。 フリージャーナリスト・福島香織氏の『潜入ルポ 中国の女 エイズ売春婦から大富豪まで』(文藝春秋)は、タイトルの通りエイズ村の女性や売春婦、ゴミ拾いから富豪にのし上がった女性など、現代中国に生きる女性にクローズアップしたルポである。 ――書で一番強烈だったのは、「農村で女に産まれるくらいなら、牛や馬に生まれた方がまし」という言葉です。エイズ村に生きる女性の過酷過ぎる人生はもちろん、別の女性は実兄の結婚資金ために遠くの村に売り飛ばされています。中国で、ここまで男尊女卑が激しいと

    エイズ村、売春宿……男女差別と社会格差の中で生きる『中国の女』
    shino-katsuragi
    shino-katsuragi 2011/06/04
    腕力が劣っているというだけで、なんでこんな目にあわんとならん?
  • 『沖縄 だれにも書かれたくなかった戦後史』佐野眞一 打ち砕かれる南島幻想 - あんとに庵◆備忘録

    島はついに梅雨が明けて凶悪な天候に晒されていて大変。先日まで寒いです〜などと言っていたのに、いきなり刺すような陽光に焦げつく大地から立ち上る湿度で暑さ倍増感。洗濯物は速効で乾くが、身体はそれについていかない。お陰で仕事をする気が全然起きないのには困ったものである。へろへろである。 暑さ慣れするにはしばしかかりそうだが、湿度が抜けるともちっと過ごしやすいから我慢のしどころである。 で、先週ずっと降り続いた雨の日々に読んだ 沖縄 だれにも書かれたくなかった戦後史 作者: 佐野眞一出版社/メーカー: 集英社インターナショナル発売日: 2008/09/26メディア: 単行購入: 7人 クリック: 1,593回この商品を含むブログ (57件) を見る ずっと読もう読もうとしていたのだがやっと読んだ。 佐野眞一の著作は『誰が「」を殺すのか』を読んだぐらい。しかし興味深いなと思いつつも読みそびれて

    『沖縄 だれにも書かれたくなかった戦後史』佐野眞一 打ち砕かれる南島幻想 - あんとに庵◆備忘録
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