23日は二十四節気の「処(しょ)暑(しょ)」。暦の上では暑さが和らぐとされるが、気象庁は今月下旬からの残暑が厳しくなると予想しており、熱中症への警戒は解けない。今年の全国の熱中症救急搬送患者は21日時点で計3万9906人と、すでに過去2番目を記録した。地球温暖化と高齢化が患者数を押し上げており、専門家は今世紀末までに患者は3倍になると予測している。(天野健作、川畑仁志) ■お年寄りが大半 熱中症の危険率が年々高まるのは、65歳以上の高齢者だ。死亡総数に占める割合は平成7年は54%だったが、20年は72%と上昇。日本救急医学会によると、熱中症で重症化した高齢者のうち5割がエアコンを持っておらず、4割が持っていても使っていなかった。 国立環境研究所の小野雅司フェロー(疫学)は、毎年の熱中症救急搬送数と平均気温などを分析した結果、「高齢化と地球温暖化の関係から、患者数は2100年までに2倍から3
前の記事 「接続されたネットワーク」は脆弱:壊滅が急激に連鎖 アイスランド火山灰:飛行機への影響と「飢饉」の可能性 2010年4月19日 環境 コメント: トラックバック (0) フィード環境 Matt Blum 撮影は4月2日。画像はWikimedia [アイスランドにあるエイヤフィヤトラヨークトル氷河で、今年3月から2カ月連続で火山の噴火が起こっている。飛行機の欠航など、人間の社会に大きな影響を与えており、今後の気象への影響も懸念されている] 飛行機への影響 火山灰は飛行機の計器に詰まるおそれがあり、また機体に付着して、その重さで微妙な重量のバランスを狂わせるおそれがある。そして火山灰が特に危険なのは、ガラスの粒子を含んでいる点だ。これが飛行機のエンジンの高温で溶けて、機械類に損傷を与えたり不調が生じるおそれがある。火山灰雲の中を通過したジェット機で、4基のエンジンすべてが停止した例が
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