有識者会議 主婦の年金救済案 5月17日 4時15分 年金に関する必要な届け出をしていない専業主婦の救済策を検討している厚生労働省の有識者会議は、過去10年に限り保険料をさかのぼって納付できるようにする一方、手続きの誤りで本来より多くの年金を受け取っている人に対しては、時効にかからない過去5年の過払い分の返還を求めるべきだとする案を取りまとめました。 年金に関する必要な届け出をしていない専業主婦の救済策について、厚生労働省は、今の国会に必要な法案を提出する方針で、省内の有識者会議に具体案の取りまとめを諮問しています。有識者会議がこのほどまとめた案によりますと、「届け出漏れは本人の責任であり、救済策は、届け出を行って保険料を納付してきた人との公平性に留意すべきだ」としています。そして、保険料の納付期間については、国会で審議中の年金に関する法案と同様、過去10年に限りさかのぼって納付できるよう