0歳児を連れていると、たくさんの人がうちの子をあやしてくれる。若いカップルが息子に向かって変顔をしつつ「ばかぁ」とか「お前ゼッタイ母親なんてムリだよ」とかイチャついてくれたり、ちいさな女の子は「赤ちゃんだ」とおでこをなでてくれる。少年が向こうから走ってきて「かわいいね!!」と叫びまた走り去っていくこともある。中でも、最も「あやし率」が高いのはオバチャンだ。レジのオバチャンから、電車で向かいの席に座ったオバチャンまで、「かわいいわねー」と話しかけられる率はほぼ100%と言ってもいい(2009年度わたし調べ)。このあいだキヨスクでケータイの電池を買ったら、もうホームの方を向いているのに、レジのオバチャンに後ろから「よく寝てるわねーー!!」と言われ、あわてて「そ、そうですねーー!」振り返ったこともある。 個人的には、この「オバチャンのあやし」はすごく、助かる。赤ちゃんの機嫌は予測不可能で、いつで