1994年度の高校サッカー選手権で8得点を挙げ、大会得点王になった森崎嘉之。鳴り物入りで、ジェフ市原に加入したが、わずか2年で解雇されてしまう。その後、23歳で現役引退――。 しかし45歳になった森崎は再びボールを蹴る日々を送っている。「1回やめましたが、やっぱりサッカーは楽しい」という元得点王に話を聞いた。(全2回の#2/#1へ) タウンワークで見つけた「月給36万円」 かつて市船史上最高のストライカーと呼ばれた森崎嘉之は高校卒業後、プロ入りするもジェフ市原(現ジェフ千葉)を2年で戦力外に。その後はJFLや地域リーグでのプレーを経て、23歳で選手キャリアを終えると、約10年間中古車販売会社で働くなどサッカーと距離を置く生活を送っていた。 「Jリーガーって日本代表クラスまでいけば(指導者やメディアでの)仕事もあると思うんですが、途中でアウトすると本当にキツい。それまで僕は履歴書も書いたこと
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