ひふみ投信はレオス・キャピタルワークスが運用するアクティブファンドで、長期に渡ってTOPIXを上回るリターンを出していることや、アクティブファンドの割には信託報酬が安いことから個人投資家に人気がある。 楽天証券の7月の買付金額ランキングではひふみ投信の銀行・証券会社向け商品であるひふみプラスが1位になっている。 そんなひふみ投信のリターンが悪化している。 図1に日経平均、TOPIX、JPX日経中小型株指数、ひふみプラスを1月4日の終値を100として比較した年初来リターンを示す。 ひふみプラスは7月末までは諸指数を上回る年初来リターンを叩き出していたが、8月に入って値を下げ、日経平均を下回った。 ひふみ投信のリターンが高いのには、ファンドマネージャーの能力以外に二つ理由がある。米国株を含むことと、小型株を多く含んでいることだ。 ひふみ投信は2割程度、AmazonやVisa、マイクロソフト等の