メンタリスト桃太郎の誕生 昔々あるところに、おじいさんとおばあさんがいました。 おじいさんは山へフォークを曲げに行き、 おばあさんは川へ心理学を学びに行きました。 おばあさんがフロイトの精神分析学を読書していると、 川上から、ピンクの大きな桃と、赤い大きなリンゴと、緑の大きなメロンが流れてきました。 おばあさんは、ピンクの大きな桃を拾い上げました。 自分の意思で誰の指図を受けることなく、拾い上げています。 拾った桃を家に持ち帰りましたが、両手がふさがっていたため、 おじいさんに家の扉を開けてもらうよう呼びかけました。 すると、おじいさんは扉を開けることなく、おばあさんに声をかけます。 「やあやあ、大きな桃を抱えてどうしたんじゃ?」 「わたしの姿が見えていないのに、どうして桃を抱えていることが分かったの?」 「上流からピンクの桃、赤いリンゴ、緑のメロンを流したのはワシじゃ。出掛ける前にワシが