かながわ資料室では毎年、当館の郷土資料を中心にミニ展示を行っています。本年度は『神奈川の七福神めぐり』と題して、各地の七福神に関連する資料を紹介していきます。現在は「小田原・箱根の七福神」を展示中で、7月12日から「県央・湘南の七福神」、10月11日から鎌倉・三浦の七福神」、来年の1月10日から「横浜・川崎の七福神」を展示します。 テーマの検討は昨年の暮れから始め、複数の案の中から神奈川全体を網羅しつつ、今まで行ったことがない変わったテーマとして七福神を選びました。しかし、かながわ資料室では七福神関係のまとまった資料をそれほど所蔵していませんでした。そこで観光協会や関連する美術館、七福神を祀る寺社に問い合わせたところ、快くパンフレットやポスター、写真などをお譲りいただき、多彩な資料を展示できる運びとなりました。 七福神とは恵比寿神・大黒天・毘沙門天・弁財天・布袋・寿老人・福禄寿を指しますが