多くの似通ったプロダクトが世の中に流通する様になり差別化がより一層難しくなってきている。その状況下でここ10年でビジネスに及ぼすデザインの価値が倍になったとのリサーチ結果が出ている。しかしながら、良いデザインを施したからといって必ずしもビジネス的に良い結果が得られるとは限らない。 その一方で、世の中で成功している多くのプロダクトは、アイディアレベルからプロダクション、そしてプロモーション/マーケティングに至るまで、行動心理学、色彩学、消費科学などのロジッックに基づく総合的に一貫した”デザイン的”プロセスが採用されている。 これからのビジネスに対するデザインの価値においては、見た目の美しさ以上にプロダクトを成功に導く為の、”デザイン的プロセス”と”デザイン的思考”が重要となってくる。 “デザイン”と言う言葉のイメージから、一般的にはデザイナーやデザイン部署意外には関係の薄い業種だと思われがち