先日ブログでCMO不在の日本企業というテーマで書いたけれど、先日、また問題の根深さを感じさせる話があった。 知人と話していて、日本企業がソーシャルリスニングツールをなかなか買わないという話を聞いたのである。 ソーシャルリスニングとは、TwitterやFacebookの生の書き込みデータを、テキスト分析してマーケティングに活用しようとするもの。企業やブランドに対する好感度を時系列で分析して、ブランドの健全度合い(Brand health) を測定したり、ユーザーのロイヤリティを図るのが代表的な使い方。ほぼリアルタイムで運用できるのが最大の特徴で、このツールを入れる事で、マーケティングの改善サイクルをクルクル回す事が出来るようになる。 アメリカでは、Radian6などのソーシャルリスニングツールが大変人気で、大手ブランドであれば、必ずなんらかのソーシャルリスニングツールを入れるのが定番となって