イスラム系武装組織「イラク・シリア・イスラム国(ISIS)」によるイラクの情勢が急展開しているかのように見える。簡単に現時点の雑感を書いておきたい。 現在の事態の象徴的な出来事は、6月9日の夜、イラク首都バグダッド(Baghdad)北方350キロに位置するイラク第2の都市、ニナワ(Nineveh)州の州都モスル(Mosul)が陥落したことだった。数百人程度と見られるISISによって、州本庁舎や刑務所、テレビ局が占拠された。 しかし、突発的な侵攻というわけではない。すでに昨年末からISISの活動は活発化していて、1月にはバグダッドに近いファルージャがISISの元に落ちている。ファルージャは、もともとスンニ派の多い地域であり、シーア派色の強いマリキ政権への反対者が多い。 この時点で、米国もイラク国内の事態に懸念し武器供与を強めている。現マリキ政権もその補助を受け、それなりの対応をしている。例え
>>QUICK VOTE:クリミアの未来に最適な選択は? | 投票結果を見る | ウクライナがほぼ10年ぶりの政情不安に陥っている。欧州連合(EU)との貿易協定をめぐる議論に端を発した反政府デモは、親ロシアのヤヌコビッチ大統領の追放という事態に発展し、首都キエフに新政権が樹立された。ウクライナはロシアと欧州の境界に位置する最大の国で、これまで双方の影響を強く受けてきた。下の地図は、言語や大統領選の結果からみたウクライナの分断を示している。 言語 国民の7割は公用語のウクライナ語を話すが、ロシア語も広く使われている。ロシア系住民が多数を占める東部や南部クリミア半島などでは、ロシア語が第一言語というケースが多い。クリミア自治共和国の首都シンフェロポリでは2月27日、ウクライナ新政権の発足に対して激しい抗議デモが起きた。クリミア半島はヤヌコビッチ前大統領の支持基盤で、南部セバストポリにはロシア軍
3月21日、ロシアでクリミア編入の条約が批准され、ロシア国内での法的手続きが完了した。プーチン大統領によるクリミア奪取作戦が、これでとりあえずは一区切りついた形になる。 それにしても電光石火の早業だった。ウクライナでの政変が2月22日。クリミアで親ロシア派が“決起”し、アクショノフ政権が発足したのが同27日。翌28日には“自警団”に扮したロシア軍が大々的に展開して、ほぼクリミア全土を制圧している。 その後、3月16日にクリミアで親ロシア派政権が主導する住民投票が強行され、ウクライナからの分離独立とロシア編入が圧倒的な支持を獲得。これを受けて翌17日、クリミア議会が独立およびロシア編入の条約締結を可決すると、同日中にプーチン大統領もクリミアを独立国として承認し、ロシアへの編入を決定した。 翌18日、プーチン大統領はクリミア政府と編入条約に調印。20日にはロシア下院で、翌21日に上院で批准され
For months, pro-Russian separatists have fought Ukrainian forces in two eastern regions of Ukraine but a fragile ceasefire has been agreed by both sides. Here is a timeline of events in the most dangerous conflict to grip Europe since the wars in the former Yugoslavia. 12 November: Nato commander Gen Philip Breedlove says Russian military equipment and Russian combat troops have been seen entering
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