格安SIMと呼ばれる低価格なSIMカードを販売するMVNOは、一部の例外はあるものの、ドコモから回線を借りていることがほとんどだ。借りているのは回線だけではない。日本では、SIMカードそのものもドコモから貸与されている。端末側からは、ドコモなのかMVNOなのかの見分けがつかない。連載の第4回で紹介したように、端末に挿すと「docomo」と表示されるのも、そのためだ。 第5回ではSIMフリー端末を紹介したが、正規販売にこだわらなければ、ドコモ端末の利用も可能になる。一部のMVNOでは、ドコモ端末に挿した際の検証結果も公表している。今回は、ドコモ端末の買い方と注意事項を紹介する。 MVNOのSIMカードは、多くがドコモから借りており、SIMカードのデザインもそのままで、ドコモのロゴが入っている。端末側からは、ドコモのSIMカードと認識される。つまり、MVNOのSIMカードを使うにあたっては、S