インド南部のタミル・ナードゥ州で、隕石落下によってできたとみられる穴をインド当局が調査する。隕石ではなく地上で何かが爆発してできたものだと考える専門家もいる。(PHOTOGRAPH BY STR/AFP/GETTY IMAGES) インド南部で、隕石に当たって男性が死亡したとの通報があり、調査が行われた。米NASAは、この通報が信憑性に欠けるとして、隕石ではなく地上で何らかの爆発が起こったのではないかとの見方を示した。では、実際のところ隕石による死亡事故とは、どのくらいの確率で起こるのだろうか?(参考記事:ニカラグアのクレーター、隕石説に疑問) まず「隕石」は、宇宙空間から落下してきて地表に衝突する物質のかけらのことを指す。米国で一番知られているのは、1954年、アラバマ州シラコーガで起きた隕石事故だろう。アン・ホッジスさんが自宅のソファーで昼寝をしていると、ソフトボール大の黒い岩石が天井
![宝くじより高い? 隕石に当たって死亡する確率](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/ac8527925ceca05d60aee21cb3dbe1cbb1524b24/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fnatgeo.nikkeibp.co.jp%2Fatcl%2Fnews%2F16%2F021200052%2Fph_thumb.jpg)