「コスパ」「なるはや」「デパ地下」など、THE・略語と呼べるような言葉が日本語には無数にあります。われわれ日本人、略すの大好きですからね。 こうした略語が正式名称かのごとく定着してしまった例が、実はたくさんあるのです。今回は、そんな「意外な略語」を調べてみました。 その1「食パン」って何の略? そもそも「パン」にわざわざ「食」が付いていること自体、少し不思議ですよね。食べられないパンがあるから……なぞなぞかい! とつっこみたくもなります。 さて、食パンは「主食用パン」の略とする説が有力で、日本でパン文化が広まる際に外国では「主食」とされていたことから「主食用パン」として広まったといわれています。 その他にも諸説あり、美術のデッサンで消しゴム代わりに用いるパンを「消しパン」と呼び、それに対し食用のものを「食パン」と呼んでいた説などがあります。 また、日本語の影響を強く受けている台湾語では「シ