上海のmiHoYoが手がける『原神』を東京ゲームショウ2019で試遊することになった際、ひとつ考えたことがあった。本作は『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』から非常に強い影響を受けており、中国本土ではパクリ問題にすら発展しているのだという(騒動についてはIGN JAPANの連載「中華娯楽週報」第67回に詳しく書かれているので、そちらに目を通すといいだろう)。 ▲画像はPlayStation Blogより。 しかし、ゲームを遊ぶうえで過剰な先入観は禁物だ。よそのタイトルとまったく同じということはありえないし、そもそもゲーム業界そのものがお互いに影響を与え合って発展してきた過去がある。本作の魅力をきちんと見つけることが重要で……と考えていると、試遊の時間がやってくる。そして、コントローラーを持った私はこう心の中でつぶやいた。 「ゼルダだこれ!」 いや待て、よく見てみると違う。確かに非常
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