[ポートランド(米オレゴン州) 4日 ロイター] - おなかを壊して米オレゴン州ポートランドの動物病院に担ぎ込まれた大型犬の胃から、43足と半分の靴下が発見された。犬は緊急手術で命を取り留めたという。 災難に見舞われたのは3歳のグレートデン。治療を担当したダブルイス救急動物病院の広報担当者によると、この犬は靴下をかむ癖はあったが、丸飲みしているとは誰も気付かなかったという。 この犬が飲み込んでいた靴下は、重さにして64キロもあった。胃を撮影したレントゲン写真は、獣医学会で「食べたの何だ」という賞を受賞した。 飼い主が賞を辞退したため、賞金は病院に送られることとなった。病院側は、このお金を低所得の人々が飼っている動物の治療に役立てたいと話している。