徳島県つるぎ町立半田病院のランサムウェア調査報告書が2022/6/16に公開されました。担当者が1人などIT界隈(私も)をざわざわさせてる内容をまとめてみました。
徳島県のつるぎ町立半田病院は2021年10月、サイバー攻撃の被害に見舞われた。電子カルテシステムで患者情報を閲覧できなくなり、診療報酬の請求も止まった。原因は確定していないが、VPN装置から侵入された可能性が高い。VPN装置の脆弱性に気づかず、ベンダーからも通知を受けていなかった。管理責任の所在やバックアップ体制など複数の課題が浮き彫りとなった。 「データを盗み、暗号化した。身代金を支払わなければデータをTor(匿名ネットワーク)にさらす。Torのサイトで我々と接触すれば、1つのファイルを無料で復号できる」――。 2021年10月31日午前0時30分ごろ、徳島県のつるぎ町立半田病院で異常が発生した。電子カルテシステムとつながるプリンターが一斉に英文のメッセージを印刷し始めたのだ。ランサムウエア(身代金要求型ウイルス)を使う犯罪者集団「LockBit(ロックビット)」からの犯行声明だった。
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