I. はじめに QGISでは、「XYZ Tiles」に登録した地理院地図の標高や陰影起伏を呼び出すことで、簡単に地形を描くことができます。下図は「【実習編】非専門家のためのQGIS ~山の分布図を描こう~」で作成したマップです。このマップでは地理院地図のタイル画像を使いました。 しかし、タイル画像はユーザが自由に配色を設定できないという欠点があります。地理院地図を使うと、単色の濃淡で地形表現を描くことはできますが、マルチカラーによるグラデーションを設定することは難しいです。 地形表現を自由にデザインするためには、地形データを自分で用意しなければなりません。 「基盤地図情報を使った地図の作成」で利用した「基盤地図情報ダウンロードサービス」では、数値標高モデル(DEM)と呼ばれる地形データを入手できます(※1)。今回はDEMを用いて、鮮やかな地形図を作成してみましょう。 ※1 DEMは、Deg
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