インドやスリランカでよく使われる「カレーリーフ」というハーブをご存じだろうか。その名の通り、カレー作りには欠かせない葉っぱ……ではないのだと熱く語るのは、東京都大田区(最寄りは大森駅)にある南インド料理店の老舗「ケララの風モーニング」の店主、沼尻匡彦さんだ。 日本における南インド料理の先駆者である沼尻さん。「ケララの風II」時代は南インドの定食であるミールスを出していたが、現在は「ケララの風モーニング」に名前を変えて、南インドの朝食や軽食を提供している。 沼尻さんの話では、インド料理店でナンと食べるようなカレー、日本の家庭で食べられているご飯に合うカレー、じっくりと煮こまれた欧風カレー、あるいは最近話題のスパイスカレーなどには、なんとカレーリーフは合わないそうだ。ではどんな料理に使えばいいのかと聞けば、「カレー以外の様々な料理」なのだとか。えー! カレーリーフという名前なのにカレーに入れる
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