生徒から市民への働きかけ 地域のごみ調査活動のシビックテック 課題 市民のごみ問題に対する当事者意識の欠如 市民へ向けたごみ問題の周知 コロナ禍による屋外活動の制限 導入効果 デジタルマップによるごみ問題解決の重要性の発信 市民と協働でのごみ調査が可能に 課題解決に貢献している実感につながり、活動意欲が向上 概要 日本学術会議でのポスター発表の様子 岡山県にある山陽学園中学・高等学校の地歴部は、2008 年(平成 20 年)より「瀬戸内海の海洋ごみ問題」について取り組んでいる。現在、中学生 28 名、高校生 24 名の計 52 名で活動しており、日々地域のごみの調査や分析を行っている。 同部は、海岸に打ち上げられた漂着ごみや、漁船に乗って底びき網で引き上げられる海底ごみを確認し、実態を知ることで、生徒たち自身が感じる疑問を基に調査している。 SDGs の達成に向けた取り組みが国内外で活発に