2019年9月19日のブックマーク (1件)

  • 邪馬台国=大和説に引導(いんろう) ― 曹操の墓から鉄鏡出土 ― - 小松格の『日本史の謎』に迫る

    朝日新聞(2019年9月6日)に邪馬台国=九州説を裏付ける決定的な物証発見の記事が掲載された。それは戦前、京都大学の考古学者であった梅原末治が美術商から手に入れた 金銀錯嵌珠龍文鉄鏡 (きんぎん さくがん しゅりゅうもん てっきょう)という名称の鉄鏡と、ほゞ同じものが、なんと2008年発見された魏の開祖・曹操の墓からも出土していたとの記事であった。 梅原はその美術商の話から出土地の大分県日田市に行き、実際、発掘に立ち会ったという地元の人の話を聞いて調査し、その遺跡を「ダンワラ古墳」と名付けた。梅原自身が発掘したわけでないので当にこの古墳かどうかは不明であるが、わざわざ、京都から日田市まで行き、発見されたとき現場にいた人の話を聞いているので、この周辺であることは間違いないであろう。その後、昭和38年、美術研究誌『国華』でこの鉄鏡の写真を載せて紹介した。今、この鉄鏡は重要文化財に指定され、そ

    邪馬台国=大和説に引導(いんろう) ― 曹操の墓から鉄鏡出土 ― - 小松格の『日本史の謎』に迫る