FTTHやADSLなどの常時接続回線を利用すれば、外出先から自宅へのリモートアクセス環境を構築することもさほど難しくない。しかし、このときに問題になりがちなのが、自宅側のパソコンの電源管理だ。リモートアクセス環境を利用するには、自宅側のパソコンの電源がONになっていることがひとつの条件となる。今回は、この問題を解決すべく、WAN側からのWakeup On LAN(WOL)に挑戦してみた。 ■ インターネット接続だけではもったいない FTTHやADSLなどの常時接続環境を利用して、自宅へのリモートアクセス環境を整えてみたい……。そう考えたことはないだろうか? リモートアクセス環境を整えておけば、会社から自宅、外出先から自宅といったように、遠隔地から自宅のパソコンにアクセスして情報を自由に取り出すことが容易に可能となる。せっかく、高速かつ、常時接続が可能な回線が自宅にあるのだから、これを家から